お知らせ


【お知らせ】

スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!

公式オンラインストアのURL: specialized-onlinestore.jp  

あわせて新しい公式ブログも同時にオープン。

新公式ブログURL:specialized-onlinestore.jp/contents/blog 

今後はこちらの新しいブログから、最新情報を定期的にお届けいたします。

2015年1月31日土曜日

レースレポート:ツアー・ダウンアンダーとツール・ド・サンルイス

エティックス・クイックステップとスペシャライズドにとっての2015年初のステージ優勝を、マーク・カヴェンディッシュが獲得しました。S-WORKS VENGE, S-WORKS EVADEヘルメット、ROVAL RAPIDE CLX60,など、高速巡航性能とエアロ特性が強い機材がカヴの爆発的なスプリントを支えました。


アルゼンチンで行われていた「ツール・ド・サンルイス」。7ステージのうち、スプリンター向けのステージが3つ、TTが1ステージ、そしてクライマー向けの3ステージという1週間にわたるレース。

以下、ツール・ド・サンルイスに関するスペシャライズドが測定した数値として:
  • 総走行距離:948.2 km
  • 平均標高差:7488 m
  • 平均消費エネルギー: 6755 KJ
  • ライダーの体重を約70kgと想定した平均出力は
  •      平坦ステージ:230から240ワットの間
  •      最も過酷なステージ:260から270ワットの間
  •      タイムトライアル:375ワット、または5.5ワット/kg
2位でのゴールを2度果たした後、エティックス・クイックステップのマーク・カヴェンディッシュはこのラテンアメリカのレース最終ステージで優勝、ベストタイムの2時間3329秒で2015年初の勝利を獲得しました。



これはスペシャライズドおよびカヴェンディッシュ カラー仕様のVengeにとって今年初の勝利となった。

2015年1月28日水曜日

ブレーキング性能を取り戻す!ROVAL(ロヴァール)ホイールの清掃法。

ROVAL RAPIDE CLX(ロヴァール・ラピーデ CLX)は軽量さ、剛性、ブレーキング性能、そしてエアロ性能と、どれ1つとして妥協のないホイールです。風洞実験施設での膨大なテスト、セラミックスピード製ベアリングやスターラチェットハブ、DTスイス製プロロック・スポークやニップル、そして手作業によるアッセンブルがそのパフォーマンスを約束しています。


2014年にはアルベルト・コンタドール率いるティンコフ・サクソがROVAL を使いはじめ、15年シーズンからエティックス・クイックステップもROVALを採用しています。

高性能で使い勝手の良いフルカーボンクリンチャーは、デイリーライドにも最適。
ですが、使用頻度が高まるにつれ、小さな傷や汚れも増えるもの。ROVAL CLXのマットでミニマルな外観はどんなバイクにも合いますが、汚れなどが目立つのが困りものです。




加速・巡航性能に加えて、ブレーキング性能も高く評価されているROVAL CLX ですが、つもりつもった汚れがパフォーマンスに影響を与えることもあります。ブレーキシューの接地面が汚れていたら、ブレーキング性能を最大限に引き出せません。 

今回は、ROVALをご愛用の皆さま必見のお掃除方法をお伝えします。


長期間にわたり汚れを放置した極端な例がこちら。白くなったところには、汗やほこり、潮風やドリンクが付着しています。 腐食箇所もあり、見た目にも何かべちょべちょしていますが、性能も著しく損ねます。

こうならないように、機材はしっかりケアしましょう。


2015年1月27日火曜日

コンタドールのブエルタ優勝バイクが慈善オークションに出品されます

ティンコフ・サクソとスペシャライズドが共同開催するチャリティーオークションに、アルベルト・コンタドールが2014年の「ブエルタ・ア・エスパーニャ」で乗った「S-WORKS TARMAC」が登場します。入札開始時間は1月28日(水)16時00分(日本時間)の予定です。

[photo]写真のコンタドール使用の実車がオークションに出品されます

バイクのスペックは以下:

  • Frame: Specialized S-Works Tarmac 2015 
  • Size: 54
  • Stem: Zipp Service Course SL
  • Handlebar: Zipp Service Course SL
  • Groupset: SRAM RED 22
  • Cassette: SRAM red 22
  • Chain: SRAM Red 22
  • Cranks: Specialized S-Works (172.5mm)
  • Bottom bracket: Ceramic Speed
  • Pedals: Look Keo
  • Wheels: Roval Rapide 40 inches
  • Tire: Specialized Turbo team tubular
  • Saddle: Prologo CPC
  • Seatpost: Zipp SL Speed Carbon
落札者は、2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝バイクを手に入れることになります。


落札額は、非営利団体「Matonyok Parents Trust Orphanage」と「Arusha Cycling Club」へ全額寄付されます。

2015年1月24日土曜日

DIVERGE:道は走り尽くされたか


ロードバイクやクロスバイクを中心とした近年の自転車ブームにより、老若男女問わずたくさんのライダーを見るようになりました。

毎日の通り道。トレーニングに良いちょっと遠いあの坂。友達とつれそって走る河川敷。日本国内でも多くの道が「開拓」がされ、ロケーション系アプリやソーシャルですぐにシェアされます。

"Some people said exploration is done..."  探究はされ尽くしたのでしょうか?


日々の「大人ぶった」生活では感じることのできない、幼いときに感じた自転車によるスリルと興奮をもとめて兄弟であるジェームスとデュランが立ち上げたグループ「Deux North(ドゥ・ノース)」。「友情・冒険・挑戦」をモットーに、まるでハンティングのように自転車でのスリルを求めて日々活動しています。

そんな彼らが乗るバイクが、2014年に登場した「DIVERGE(ディヴァージュ)」です。

この「DIVERGE」というモデル名は、アメリカの詩人、ロバート・フロストによる「The Road Taken」の一部が由来です。
Somewhere ages and ages hence: Two roads diverged in a wood, and I— I took the one less traveled by. And that has made all the difference. 
- Robert Lee Frost (1874 - 1963)
駒村利夫氏による詩の和訳「いかなかった道」もありますので、機会があればぜひご覧ください。


さて、このモデル名の意味を辞書で引くと以下と書かれています:

2015年1月23日金曜日

辻啓カメラマンがS-Works Owners Clubで語ったこと 後編

S-WORKSオーナーの集い「S-WORKS OWNERS CLUB」が1212日(金)大阪府堂島で開催したCLUBのクリスマスパーティ。特別ゲストとしてご参加いただいた辻啓カメラマンのトークショーの一部をお伝えします。


(注:以下、ご紹介する写真の一部はBREAKTHROUGH MEDIA、そしてWATSON/WATSONにより撮影されたものです)


SPECIALIZED JAPAN(以下、SJ)― ちなみに辻さんは、ジロ・デ・イタリアの取材は何年目ですか?

辻啓カメラマン(以下、辻啓)― 7年。まだ6回です。

SJ― それだけ行けば、人脈や土地勘ができあがるものでしょうか。

辻啓― そうですね。ジロの良いところは、主催者も含めて全員の名前を覚えられるくらいの規模だということ。なので、全員に覚えられる。特にアジア人は珍しいですから。ツール・ド・フランスですと「何万人動いてるねん!?」という規模なので。ブエルタ・ア・エスパーニャというスペインのレースの規模を仮に「30」とすると、ジロは「50」くらい。ツールは「120」くらいでしょうか。プレスセンターの大きさ、プレス登録しているジャーナリストやフォトグラファーの数も、圧倒的にツールが多いですね。

「ツール・ド・フランスに観戦に行きたいんです。どうしたらいいですか?」と聞かれますが、ツールに行っても選手と触れあえないんですよね。選手との距離は遠く、また会うチャンスも少ないです。

でも、ジロや、もう少しグレードが下のレースなら選手が普通にその辺を歩いている。つかまえて、サインをもらったり、話を聞いたりもできます。ジロは、そのあたりのバランスが特に良いと思いますね。


SJ― 次の写真はこれなんか、胸毛ですね。

2015年1月22日木曜日

ボディージオメトリーフィット・モニター for 宮古島2015

[PHOTO]ボディージオメトリーフィット・モニター募集中です

スペシャライズドはトライアスリートを応援します!

2015年のトライアスロン・シーズン開幕を告げる「第31回全日本トライアスロン宮古島大会(以下、宮古島)」は419日(日)の開催です。皆さま、準備の進み具合はいかがですか?

ENDURELIFEとスペシャライズドは、ボディージオメトリーフィットのモニター2名を募集いたします。万全のバイクポジションで宮古島を走りたいトライアスリート必見です。

お申込みはこちらから > 

バイクを調整し、ライダー1人ひとりに合う最適なライドポジションを見つけるボディージオメトリーフィット。日々の努力の成果を100%発揮するには、ライダーとバイクのシームレスな融合が欠かせません。

[PHOTO]乗車姿勢を最適化するフィッティングは、ロングディスタンスには欠かせない

2014年には、和田さんと木村さんが「プレミアムTTモニター」としてフィッティングを受けて「第30回宮古島大会」に臨みました。

今年もボディージオメトリーフィットを受けて、宮古島でベストを尽くすトライアスリート2名を募集いたします。

フィッティングを行うのは松田航介さん。ご自身もトライアスリートとして活躍し、ボディージオメトリーフィットを多くの方に行う経験豊かなフィットテクニシャンです(松田さんのプロフィールはこちらの記事でご紹介しています)。


[PHOTO]プレミアムTTフィットモニター、木村さんと和田さん、そして我らがTKさん
14年の「プレミアムTTフィット・モニター」木村さん(左)、和田さん(中)、そして我らがTK(右)

モニター募集ページは近日中に公開予定です。ご応募は以下の条件すべてを満たす方のみとさせていただきます。

【「ボディージオメトリーフィット・モニター for 宮古島2015」応募条件】

  • 「第31回全日本トライアスロン宮古島大会」への出場が確定している方
  • スペシャライズドバイクのオーナーさま
  • 20152月じゅうに神奈川県厚木市の「スペシャライズド・ラウンジ」でフィッティングを受けることが可能な方 (日程は応相談)
  • 過去にボディージオメトリーフィットを受けたことがない方。
  • 上記の条件すべてを満たしている方。

お申込みはこちらから > 

関連記事:
トライアスロン宮古島大会レポート:2人のトライアスリートが綴る決戦の舞台(5月14日)
プレミアムTTフィット その3:フォローフィットで細部まで煮詰めました!(4月11日)

2015年1月21日水曜日

はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド


私たちスペシャライズドは、女性の『スポーツバイクへのはじめの一歩』をサポートします!

「興味はあるけれど、ハードルが高そうだし、まずどうしたらいいの??」

そんな不安や疑問を解決するイベント『はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド』を2月から4月にかけて全6回、開催します。スポーツバイクもご用意していますので、お気軽にご参加いただけます!もちろんご自身の愛車でのご参加も可能です。

また、男性向けスポーツバイクの試乗会も同時開催いたしますので、男性の皆さまも、ぜひご一緒にお越しください。

イベント開催日や会場、その他の詳細情報については以下に記載するお申込みページをご覧ください。

みなさまと一緒に走れるのを楽しみにしています!




『はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド』


2015年1月18日日曜日

辻啓カメラマンがS-Works Owners Clubで語ったこと 前編

スペシャライズドの技術と英知によって作られる、インダストリー最高水準のバイクやエキップメントがS-WORKS(エス・ワークス)。そのオーナーの集いが「S-WORKS OWNERS CLUB」です。 1212日(金)大阪府堂島で開催しましたS-WORKS OWNERS CLUBのクリスマスパーティへ、辻啓カメラマンにお越しいただきました。

以前ご紹介しました砂田弓弦さんと同じく、数少ないアジア人サイクルフォトグラファーとして世界をめぐる辻さん。クリスマスパーティでのトークショーの一部をご紹介します。

(注:以下、ご紹介する写真の一部はBREAKTHROUGH MEDIAが撮影したものになります)


SPECIALIZED JAPAN (以下、SJ)―それでは、写真のスライドショーを見ながら進めたいと思います。あの、まず1ついいですか?ずっと気になってんですけど、いつも短パンですよね。寒くないですか?

辻啓カメラマン(以下、辻啓)そうですね、いつの間にかトレードマークみたいになっていますけど(笑) 鈍感というか良く言えば寒さに強いんです。それよりもまず、動きやすい服装を優先で着ているので。必然的ですね。ジーンズも持ってはいるのですが、はくと動きが悪くなります。

動きにくいのは嫌ですし、着ぶくれするのも嫌なんです。だから下だけじゃなくて上も、短くて軽い恰好が好きです。

SJ― という辻さんは日本を代表するサイクルフォトグラファーですが、ベースはやっぱり「自転車乗り」ですよね。

辻啓― そうですね、基本的に写真を撮ることが仕事ですけど。もともと自転車に乗ることが好きで、そして写真を撮るのも好きでそれがいつの間にかひとつの仕事になっていました。なので、写真の勉強もしていないです。それよりも、行動力と言いますか、いかに現地で、その場にいるのかという方が、正直言うと、写真の技術よりも断然重要なんですね。もちろん、技術も必要なのですが、それ以上に行動力が必要なので。先程の、「軽い恰好」というのもあるんですけど。「いかに動くか」。それをアドバンテージにしながら仕事しています。

SJ― 「いかに動くか」をアドバンテージにして得た情報量はさすがですね。コミュニケーション能力で得た情報量が、やっぱり作品の中にも入っているのですよね。

辻啓―  自分はそう思います。

2015年1月16日金曜日

女子プロレーシングチーム「ボエルス・ドルマンス」とスペシャライズドの共闘




女性ロードレーシングチームの「ボエルス・ドルマンス」は2014年の UCIランキング3位につけた、オランダが拠点の強豪チームです。「Boels Rental (ボエルス・レンタル)」 と「Dolmans Landscaping Group(ドルマンス・ランドスケーピング・グループ)」という、2つの企業によって作られたこの女性レーシングチームは、2012年の発足以来、女性レースの地位向上に貢献してきました。


ボエルス・ドルマンスはオールラウンダー、タイムトライアル・スペシャリスト、スプリンター、そしてクラシックレーサーと多彩なライダーを抱えています。2014年のワールドカップ総合優勝者でありロンドン五輪の銀メダリストであるリジー・アミステッド、オランダの天才エレン・ファン・ダイク、アメリカのトップレーサーであるエヴェリン・スティーブンス、そしてオランダ出身の若手ライダーのシャンタル・ブラークといった選手は、2015年シーズンにも大活躍するでしょう。

2015年1月14日水曜日

今こそ、読書で知識を蓄えよう。サイクリストに効く、トレーニング関連書3選

ロードバイク、MTB、トライアスロンなど、ジャンルを問わず、意識せずとも、ライド時間が減っている...そんな時期ではないでしょうか。いやはや、寒くてかないませんね。


心頭滅却してトレーニングに出るのはもちろん良いと思います。
ですが、読書などを通じて、トレーニングやからだについての知識を増やすには、いまこそ絶好のタイミング。


トレーニングに役立つ、読みやすく・わかりやすい関連書籍を3冊、松田航介さんに教えていただきました。



2015年1月12日月曜日

SPECIALIZEDレーシングのトレーニングキャンプ遠征:エティックス・クイックステップ

トッププロチームのトレーニングキャンプをめぐり、さまざまサポートをするスペシャライズド・レーシングのスタッフたち。今回は、スペインのオリバに集まるエティックス・クイックステップ(前オメガファルマ・クイックステップ)に合流。Body Geometry Fit を中心に、支援活動を行いました



Body Geometry Fit のプロセスでは、フィットテクニシャンがライダーの特徴を捉え、強い部分、弱い部分、可能性、制限要因などを確認したうえで、取得したデータに基づいて1人ひとりのライダーに合わせてバイクのポジションを調整します。

Body Geometry Fitの公式計測機器として「Retül(リトゥール)」を導入することで、測定すると同時にその内容を数値やグラフィックとして、目で見ることが可能になりました。RETÜL 社の提供する「Retül Vantage System(リトゥール・ヴァンテージ・システム)」や「Zin(ジン)」という装置は、データの可視化と同時に、フィッティングの作業能率を飛躍的に向上しています。

Vantage System3Dモーションキャプチャーシステムです。点滅するLEDをライダーのからだの、ポジションをみるうえで重要な観測点に配置することで、それを高感度センサーが読み取ります。3次元で観測点を捕捉・追跡し、その動きを正確にデータ化します。ミリメートル単位で変化を捉えてスクリーンに表示するので、ポジションの微妙な変化も確認しやすく、評価も容易になるので、極めて有用だと考えています。


2015年1月9日金曜日

SPECIALIZEDレーシングのトレーニングキャンプ遠征:ボエルス・ドルマンス

スペシャライズド・レーシングのスタッフが各プロチームのキャンプをめぐるツアーは、スペインのモライラにやってきました。ここには、スペシャライズドが支援する女子ロードバイクチーム「ボエルス・ドルマンス」所属のライダー10人がトレーニングのために集まっていました。


ここでは、ボエルス・ドルマンスに新加入したライダーのフィッティングが中心。もちろん、他のライダーに対しても、Body Geometry Fitを通じてバイクポジションが適正かどうか確認する機会にもなりました。

チームのベテラン、ロミー・カスパーはこう言っています。「わたしはライディング中に、サドルのうえではねてしまうことがあったので、その問題を解決したかったの。いろいろ調べると、彼らはわたしの骨盤が少しねじれていることを見つけてくれた。クリートの下に小さなウェッジを入れたら、ずっと良くなったわ。ポジションは以前どおりで、サドルも前と同じRuby。わたしはこのサドルを2013年から使い始めて、本当に気に入っている。とても快適よ」。

クラシックのスペシャリストであるシャンタル・ブラークは、フィットテクニシャンによるポジショニング調整の重要性を強調しました。「わたしたちのフィジカルは毎年変化するし、クラッシュだってポジショニング変更の理由になるわ」。

2013年の女子タイムトライアル世界チャンピオン、エレン・ファン・ダイクも同じ意見です。

エティックス・クイックステップと、私たちの共通項



エティックス・クイックステップ チームが持つ6つの世界チャンピオン・タイトルに共通するもの、それはその勝利をスぺシャライズドと共に掴んだということである。2015年シーズンに向けて、スぺシャライズドは史上最有力のサイクリングチーム候補と再び協力する。我々はチームの奮闘が楽しみでしかたがない。

エティックス・クイックステップの選手らが全力を尽くせるよう支えるのはS-Racing プログラムである。S-Racingはプロ選手が勝つための製品、サポート、そして専門的な知識を提供する。我々がプロチームから学んだものは、あなた、つまりライダーが手にするバイクや機材に直接反映される。すなわち、我々は勝つために、そして学ぶためにレースをするのだ。

2015年1月8日木曜日

フィッティングって効果があるの?その疑問を解消いたします

フィッティングは、ライディングに良い効果がある 。
いろいろなメディアで見聞きすると思います。しかし、皆さまご納得されていますか?


「そもそも、フィッティングの効果って何? 」
「自分にぴったりのポジションって、どんなものなの?」
「ボディージオメトリーフィットって科学的な根拠はあるの?」

そんなフィッティングについての疑問にお答えします。

215日(日)の午後 1 時から神奈川県横浜市のプロショップ「グローブ港北」にて開催する「公開ボディージオメトリーフィット」は、フィッティング工程を見学しながら、ボディージオメトリーフィット日本総責任者に直接質問できるイベントです。

2015年1月7日水曜日

スペシャライズド・ラウンジを取り仕切る、松田航介さんのご紹介

特にロードバイク、トライアスロンに関するその深い知識を活かして、日ごろ「スペシャライズド・ラウンジ」を取り仕切る、松田航介さん。

[PHOTO]竹谷賢二さんと松田航介さんが運営するスペシャライズド・ラウンジ

松田さんは日本学生トライアスロン選手権大会(通称、インカレ)に3度出場した実力派トライアスリートであり、経験豊かなボディージオメトリーフィット・テクニシャンです。「ENDURELIFE(エンデュアライフ)」のブログを通じて多く情報発信をしており、また当ブログにも数回ご登場していただきました。

しかし、松田さんをご存じという方、そして実際にお会いになった方は、まだそう多くないのでは... そこで今回は、松田さんのバックグランウドについて、すこし伺ってみました。

SPECIALIZED JAPAN (以下、SJ)― ENDURELIFEに入社し、スペシャライズド・ラウンジを運営していただいてますが、そのきっかけは?

松田航介(以下、松田)― 以前勤めていたサイクルショップ「BIKE&HIKE」(東京都世田谷区)にて、心拍計の大手「ポラール」による販売店向けの講習会に、講師として来ていた弊社代表の竹谷賢二(以下、TK)と出会いました。講習内容がとてもわかりやすく、考え方にとても共感するところがあったのをよく覚えています。

2013年夏に体調を崩したこともあり、大学時代から勤めていたショップを退職。1ヶ月くらい療養して回復し始めたころ、知人の強い勧めもありSNSを始めました。TKSNSをフォローしていると、書かれている記事から発信されることが自分にはとても響きました。

SNSを通じたやり取りの中で「一度話す機会を作りませんか?」と連絡をもらったのが昨年の1月。約1年前ですが、初めて2人で話をした時に考えていることがすぐに共有できました。非常に心地よい感覚でした。

その際に、ENDURELIFEで働かないか、と声をかけていただきました。TKが興す新しい会社で一緒に進んでいこう、そう決心しました。

[PHOTO]ロード、トライのみならずMTBなどにも果敢に調整しています

SJ― インカレに出場していますが、トライアスロンをはじめたのはなぜ?いつから?

2015年1月5日月曜日

SPECIALIZEDレーシングのトレーニングキャンプ遠征:アスタナ・プロチーム


こちらの記事でご紹介しましたティンコフ・サクソのチームキャンプの次にスペシャライズド・レーシングが訪問したのは、スペインのカルペで行われていたアスタナ・プロチームのトレーニングキャンプ。そこでは3日間にわたり、特に新たにチームへ加入した選手を中心とした18名へ Body Geometry Fit を行いました。

多くのアップデートがありましたが、ここでは特にサドルに関してお話しします。



1人ひとりのライダーに最適なサドルを選ぶうえで、圧力マッピングシステムはとても有益です。サドル関連製品マネージャーであるマット・マンジェンはこう説明します。

TRAIL HUNTER: JAPAN

MTBとともに世界をまわるマット・ハンターは、プロの冒険家。彼はインスピレーションを求めて新しいトレイルを探検し、バイクでなければ得られない貴重な経験を重ねています。



マットの一番新しい冒険は、写真家のスターリング・ローレンスと動画撮影家のマット・マイルズと共に日本を訪れたことです。日本は、世界で最も豊かな文化を持ちながらライディングスポットとしてはあまり知られていない場所のひとつなのです。ここでご紹介する画像と言葉は、マットがこの素晴らしい土地で走ったトレイルや、そこで出会った人々と共有した経験のうちの、ほんの表面の端っこに過ぎません。



2015年1月2日金曜日

彼女がチャリティーライドを走るわけ 後編

ステファニー・ネロンは自転車を楽しむカナダの大学生。女性だけのロードバイクチームで、「Le Grand Défi (ル・グラン・デフィ)」―フランス語で「大いなる挑戦」という、1,000kmにも及ぶこのチャリティーライドに参加をする意義と、その魅力を聞きました。



[photo]1,000kmを走るチャリティーライドへ女性ロードバイクチームで走るステファニーのインタビュー

YOUR RIDE. YOUR RULES編集部(以下、YRYR)― 「ル・グラン・デフィに向けてどういう準備をしたの?

ステファニー・ネロン(以下、SN)― 6月のライドへ向けた準備を始めたのは1月。地面には雪があって野外でバイクに乗るには理想的な時期じゃないわね。朝6時30分からスピニングのクラスを取り、パーソナルトレーナーをつけてからだ作りのプランを立ててもらったの。雪が解けると、といってもまだ外はものすごく寒いんだけど、温かいウエアを着こんで寒風の中でライドをしたわ。

最初は短めの距離を走り、気温が上がるにつれて徐々に距離を伸ばしていった。もっと大事なことは、登りを走りはじめたこと。多くの人と同じでわたしも登り坂は嫌いなんだけど、もっとうまく坂をのぼれるように本気で取り組んだわ。

でもトレーニングで、ああすればよかったと思うことがひとつあるの。わたし、雨の中でのライドをしなかったのよ。やっておくべきだったんじゃないかな。そうすれば本番で役に立ったかもと思う。



YRYR― ライド中、ペースを維持するうえで、トラブルはあった?

2015年1月1日木曜日

砂田カメラマンが私たちに話したこと 後編

12月5日(金)東京都代々木にて、S-WORKS オーナーの皆さまとクリスマスパーティを開催しました。特別ゲストにお越しいただいた砂田弓弦カメラマンと新城幸也選手のトークショーの様子を、一部ご紹介します。 前編はこちら

さて、新城選手も会場に到着。砂田カメラマンと、おふたりでの掛け合いが始まります。


スペシャライズド・ジャパン(以下、SJ)― 改めてご紹介です。新城幸也選手です。

新城幸也選手(以下、新城)― こんばんは。砂田さんにはいつもヨーロッパで会うのですが、国内だと変な感じですね。話を聞いてください、喋りますから。

砂田弓弦カメラマン(以下、砂田)―もう幸也の写真出ちゃったんだよ(笑) 

SJ― 被写体として砂田さんにもたくさん撮られていますが、撮影の瞬間って記憶の中にはあるのでしょうか?

新城― あったかな~、という感じです。1月の「ツアー・ダウンアンダー」からジャパンカップまで、砂田さんとずっと一緒にまわっていた気がします。ワールドツアーばかりでしたし、砂田さんはいつも来られているんで、すでにジロ・デ・イタリアのことも、ずいぶん前のことに感じますね。ナショナルチャンピオンジャージを着ているのも、今年起こったことじゃないみたい。

SJ― 新城選手には本当に良くしていただいています。シューカバーなどチーム支給のものがあるのに、わざわざスペシャライズドのヨーロッパ支部まで取りにきて、そして使っていただいて。そういえば、スペシャライズドのシューズをはいて、何年目でしたか?

PHOTO:Miwa Iijima
新城― 4年目ですね。2010年から使わせていただいています。(会場に向かって)皆さんもはいていますか!?