ロードバイクやクロスバイクを中心とした近年の自転車ブームにより、老若男女問わずたくさんのライダーを見るようになりました。
毎日の通り道。トレーニングに良いちょっと遠いあの坂。友達とつれそって走る河川敷。日本国内でも多くの道が「開拓」がされ、ロケーション系アプリやソーシャルですぐにシェアされます。
"Some people said exploration is done..." 探究はされ尽くしたのでしょうか?
日々の「大人ぶった」生活では感じることのできない、幼いときに感じた自転車によるスリルと興奮をもとめて兄弟であるジェームスとデュランが立ち上げたグループ「Deux North(ドゥ・ノース)」。「友情・冒険・挑戦」をモットーに、まるでハンティングのように自転車でのスリルを求めて日々活動しています。
そんな彼らが乗るバイクが、2014年に登場した「DIVERGE(ディヴァージュ)」です。
この「DIVERGE」というモデル名は、アメリカの詩人、ロバート・フロストによる「The Road Taken」の一部が由来です。
Somewhere ages and ages hence: Two roads diverged in a wood, and I— I took the one less traveled by. And that has made all the difference.
- Robert Lee Frost (1874 - 1963)駒村利夫氏による詩の和訳「いかなかった道」もありますので、機会があればぜひご覧ください。
さて、このモデル名の意味を辞書で引くと以下と書かれています:
他人がとらない道を選ぶ。感性のあるがままに走る。自転車が自由だということを、再確認できるでしょう。それがこそが、このDIVERGEの最大の魅力かもしれません。KONISHI TOMOSHICHI, MINAMIDE Kosei & Taishukan,. (2001-2002). In ジーニアス英和辞典 (3rd ed.).
- <線・道などが>[…から/…へ]分岐する,分かれる
- <意見・態度などが>[…と]異なる,分かれる
- [コース・基準・本題などから]それる,はずれる
Deux Northのクルーが話すように「Definition of Path (道の定義)」は、ひとによって様々。ただ、DIVERGEに乗れば、その定義はおおきく広がりをみせることでしょう。走ること・楽しむことができるフィールドが増えることは間違いありません。
Still discovery for everybody, everywhere.
DIVERGE をチェック >
幅広いコンディションに対応する最大35cまでの太タイヤを装備できるクリアランス、長時間ラフな路面を走り続けるためのフレーム設計、簡単に泥除けが取り付けられる専用のアイレットなど、優れた機能性とパフォーマンスが魅力。気の向くままに、脇道にそれることができます。
14年9月24日付でシクロワイアードにDIVERGEのスペックレポートが掲載されています。このモデルの持つ高い走破性を支える仕様について詳細に書いています。
エンデュランスジオメトリーによるリラックスした乗車姿勢と十分な剛性によるスピード性、そして太目のタイヤ独特のグライド感。毎日走る舗装路でも、そのライドフィールはとても素晴らしいものです。
トレイルでもっと魅力的な風景や路面の変化を感じられる道を探すように、未舗装の抜け道、ひとがあまり入ったことがなさそうな通りを探すことができます。DIVERGEにとっては、舗装路だけがフィールドではないのです。
普段ひとが通らない道を走るという、どこか特別な興奮やよろこびを得ることができるでしょう。
"It's the feeling you can get with it".
舗装路の終わりから、未舗装路に走りだす瞬間のインパクト。ぜひ、体験していただきたいものです。
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