お知らせ


【お知らせ】

スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!

公式オンラインストアのURL: specialized-onlinestore.jp  

あわせて新しい公式ブログも同時にオープン。

新公式ブログURL:specialized-onlinestore.jp/contents/blog 

今後はこちらの新しいブログから、最新情報を定期的にお届けいたします。

2010年9月24日金曜日

【試乗会のご案内】9/25・26 コンセプトストア ガラージュ高井戸

 
こんにちは Dolceです♪

今週はグッと気温が下がってきていますが、みなさん体調はいかがですか?
東京は昨日から雨模様。明日も雨の予報・・・。

でも、やります!試乗会!!
今回もドドーンと2011年モデル!
ロード・MTB・クロスバイクと取り揃えてお待ちしています♪

お天気が不安定ですので、お越しの際はお問い合わせくださいね。

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イベント名 : SPECIALIZED 2011年モデル 大試乗会

日程 : 2010年9月25日(土)~26日(日)

場所(問い合わせ先) : スペシャライズドコンセプトストア ガラージュ高井戸

URL : http://www.garage-takaido.com/index.html

住所 : 東京都杉並区永福4-22-6 1F

TEL : 03-6379-2840

 ※時間等詳細は、ガラージュ高井戸さんへお問い合わせください。

 ※試乗車は変更される可能性があります。

 ※天候等により開催時間等、変更する場合があります。

【試 乗 車】

Road Bike

  ・ S-WORKS Tarmac SL3 52サイズ

  ・ S-WORKS Roubaix SL3 52サイズ

  ・ S-WORKS Roubaix SL3 56サイズ

  ・ Tarmac Comp SL2 54サイズ

  ・ Roubaix Comp SL2 52サイズ

  ・ Allez Comp 52サイズ

  ・ Secteur Comp 54サイズ

女性モデル Road Bike

  ・ S-WORKS AMIRA 48サイズ

  ・ AMIRA Comp 48サイズ

  ・ Dolce Sport 48サイズ

クロスバイク

  ・ Sirrus Sport Mサイズ

女性モデル クロスバイク

  ・ Vita Sport Sサイズ
 
MTB
  
  ・ S-WORKS EPIC FSR Carbon Mサイズ

  ・ S-WORKS Stumpjumper FSR Carbon Mサイズ

  ・ CAMBER FSR Expert Mサイズ

  ・ CAMBER FSR ELITE 29er Mサイズ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
CAMBER FSR ELITE 29 BLK/BLU  ¥220,000(税込)
 
 

【レースレポート】ツール・ド・北海道 鈴木謙一選手(アイサンレーシング所属)

  
スペシャライズドのシューズとオプティクスを使い、
国内外のレースで活躍中の鈴木謙一選手(アイサンレーシング所属)から、
先週開催されたツール・ド・北海道のレースレポートが届きました! 
BG FITの常連でもあるケンケンが、選手ならではの目線でレースの裏側を紹介します!!
 
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【ツール・ド・北海道(UCI AsiaTour 2.2) レースレポート】
 
 プロローグは競輪場のなかを2周する約800メートル。
スピードも重要だが競輪場のバンクの下の平らな所を走るということでコーナリングテクニックも重要なコースです。
この日はチームメイトの西谷選手が勝ち、自分も20位台でのタイムで苦手なタイムトライアルとしては良いスタートでした。
 
 
 第1ステージは218キロ。
スタートしてからすぐ北海道特有の緩い山がありKOMの設定もありこの日は1つのKOMがあるだけなので1つとればジャージが着れることもあり
激しいアタックが予想されるためスタート直後から前方で警戒しながら走る。
スタート直後あっさりと数名の選手が抜けだし結局3名の選手のアタックが決まる。
前日のミーティングではリーダーチームではあるけどリーダージャージを着る選手が今回のレースのエースではないため集団をコントロールはしない予定でしたが、
逃がしては危険な選手があとからアタックしていったためすぐにコントロールを開始。
最初のKOMを過ぎてからはずっと海岸線だったため激しい横風と向かい風を受けながらのレースとなるため
先頭の3名も海岸線に出たら無理せず走ると思いきや、最大で12分ものタイム差をつけられてしまう。
最初はアイサンのアシスト3名だけでコントロールしてたが前に送り込んでないチームも協力してくれようやく先頭をとらえた。
そこからアタックがまた繰り返され最後は集団でのゴールスプリントとなりました。
この日は約160キロにわたり激しい向かい風のなか集団を引き続けたためかなり体力を消耗してしまいましたがエースの選手をタイム差なしでゴールさせることができたので一安心でしたが、
次の日のステージがアップダウンの続くコースで仕事ができるか心配でした。
 
 
 第2ステージは186キロ。
やや大きな山を越えるが、北海道特有の緩い山岳。
そこを超えるとゴールまでほぼアップダウンを繰り返していくステージで今回のステージレースの勝負所となるステージでした。
自分の調子は前日のコントロールによってかなり疲労が残っている状態なのでメイン集団でのゴールは考えずにできる所までエースのサポートに徹する走りをしました。
予想通り序盤からアタックが繰り返され逃げグループができたり潰されたりを繰り返して行きましたが、
自分も行かせてはいけない逃げなどを潰しながら最初のKOMをクリアしました。
その日2回目のKOMがすぐにありそこで数十名の選手が集団を抜け出していく。
そのあと追走集団ができ先頭は30名ほど。
自分は追走集団に乗り遅れそのまま後ろのグループでゴール。
初日の疲れが激しく残るが実質最終日の第3ステージのために少しは回復させられるステージでした。


 第3ステージは169キロ。
この日もまたスタートしてすぐ山岳が現れる。
このステージレース最大の山岳(オロフレ峠)だが角度があまりなく距離が長い山岳です。
この日はチームのエースが総合4位で5位の選手とはコンマ差。
まずは逆転されないようにホットスポットを狙っていくこと。
この日もスタート直後から激しいアタックが始まる。
この日も疲労のためかなり身体が重く山に入る前から身体が重たかった。
登りに入ってすぐにペースが上がり自分はちぎれてしまうがペースで登る。
なんとか頂上をチームカーの隊列から少し遅れたくらいでクリアできたので雨のダウンヒルでしたがリスクをしょって下り、なんとか先頭集団に復帰。
かなり気温が下がっていたのでウインドブレーカーを着たが、そのとき集団からは数名の選手が抜け出していて状況的にアイサンに良くないということなので
一度着たウインドブレーカーを脱いで集団の先頭を引く。
4分ほどあったが前の集団もあまり逃げたいメンバーでもなかったらしく順調にタイム差をなくすことができ先頭をとらえることができた。
そこからはまた激しいアタックが繰り返され総合成績と関係のないメンバーが逃げていく。
リーダーチームのブリジストンアンカーがコントロールするが最後の峠を前に3分近い差なので自分もコントロールに加わることに。
最後の峠でアタックがかかりそこからは後方集団でゴール。
この日も何回か集団をコントロールすることがあり集団を引くことが多いステージでした。


 最終日はクリテリウム。
63キロと距離も短くボーナスポイント争いになり足がないなりにエースの選手をサポートしながら走り、無事にゴールしました。
チームとしてはエースの選手を総合4位でゴールさせることができましたが、まだまだ課題の残るレースとなりました。

  今回第1ステージからリーダーチームとなりたくさんの仕事があり、その場その場での個人での判断が問われる場面も多々ありましたが、
アジアツアーでの経験を生かすことができ冷静に走ることができました。
集団をコントロールする場面でかなり長い時間集団を引き続けるなど、あまりこれまでしたことがなかった走りを求められる場面が多かったのですが、
良いポジションに身体もできてきたせいか平坦でもペースを維持する走りも苦にならない感じになってきました。
今回は第1ステージでかなり足を使ってしまいかなり厳しいステージレースになってしまいましたが、
これからは足を使ったステージがあっても次の日からちゃんと仕事ができるようになりたいと思います。
もちろん自分にチャンスが回ってきたら、ものにできるようにも。


 これからの予定は9月27日から10月1日まで愛知でトレーニングキャンプを行い
10月8日から20日までツアーオブハイナン(UCI AsiaTour 2.HC)のレースを走り、
ジャパンカップとツールド沖縄まで走ります。
ハイナンのレースはランカゥイと同じHCのレースでかなりレベルの高いレースですが少しでも良い結果が出せるように頑張ります。


                      アイサンレーシング  鈴木謙一。


 
 
 
 
 
 

2010年9月17日金曜日

【JAPAN CUP】10/25TEAM SAXO BANK サイン会

2010ジャパンカップサイクルロードレース http://www.japancup.gr.jp/2010/
に今年もTEAM SAXO BANKSPECIALIZEDに乗って帰って来ます!

昨年はジョヴァンニ・ヴィスコンティやイヴァン・バッソといったライバルたちを抑えて見事SAXO BANK のクリスアンケル・セレンセンが優勝! べテラン、イェンス・フォイクトの職人的なアシストがチームを支え、優勝に導きました。

今年、春のクラシックを初め数々のタイトルを物にしたSAXO BANK7月のツール・ド・フランスでの活躍は皆さんご存知でしょう。そんな世界屈指のプロツアーチームがジャパンカップの翌日に東京に来てくれます! そうなんです! コンセプトストアでは昨年に続き、今年も『TEAM SAXO BANK サイン会』を行います!!! めったに会えない世界のスーパースターに会えるチャンスです。是非この機会をお見逃しなく!

※出席選手は大会出場選手に準じます

TEAM SAXO BANK サイン会』

日時:20101025日(月)
    13:0014:30            ガラージュ高井戸 
15:0017:00            スペシャライズド・コンセプトストア(神宮前)           
           http://www.specialized-concept.jp 03-5411-7545

定員:
ガラージュ高井戸                      100名様
    スペシャライズド・コンセプトストア      150名様
*共に1017日(日) 正午12時より、店頭でのみ整理券をお配りいたします。整理券はお一人様1枚のみとさせていただきます。

料金:無料

*サイン会の当日は交通事情などによりスケジュールが大幅に変わる事がございますのであらかじめご了承ください。

※先日、アップした際のタイトルで日付を間違えておりました。正しくは「10/25TEAM SAXO BANK サイン会」、10月25日(月)の開催です。ご迷惑をおかけしました。この場を借りて訂正してお詫びいたします。

財務部長の「佐渡トライアスロン」参戦記

ハーイStumpyでっす。
先週までの暑さがウソのように、全国的にようやく秋っぽくなってきたっすね。

そんなちょっと前の暑さの中で頑張ってきたSJスタッフの奮闘をリポートするよ。
今回は水泳部出身で財務部長の小松さんが「2010佐渡国際トライアスロン大会」(9月5日開催)に出場の巻っ!
ではどーぞ。


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今年もやってきました。トライアスロンに飽きるまで、恐らく年中行事になると思われる9月第1日曜日の佐渡トライアスロン。会社の皆様には目標30位を宣言してしまったこと、1年の成果を発揮する重要な日であることを意識し、前日の夜は緊張であまり眠れず寝返りばかりでした。



Swimスタート時の気温は25度、日中は35度前後まで上昇するでしょう。正直暑さに弱い自分は非常に不安でした。06:00に号砲スタート、とにかくゆっくり・体力温存を心がけます。通常レースではスピードを出すので右ブレ(2回腕をかくたびに1回右側で呼吸をする)ですが、今回はペースをおさえるため両ブレ(3回腕をかくたびに左右1回ずつ呼吸をする)にかえました。キックも出来るだけしないでBike、Runに備えます。前方をみるとあまり人がいません。そんなに早いスペースではないのに、不思議だなと思いながらBikeのTransitionへ。


Bike transitionでは息を整えながら、落ち着いてゆっくりBike用のジャージ・ショーツ・靴にかえました。ボケたことをしてしまい、Bike transitionエリアを出たところで、補給食を詰め込んだリュックサックを持ってくるのを忘れたので、急きょ自分のBikeラックまで戻って、多分1-2分のロス。まあ、12時間近いレースの1-2分だから とその時は思ったのですが。。。。



とにかくBikeもゆっくりきれいなPedalingを心がけ、練習のつもりでスローペースに徹しました。水分補給だけはまめに。50KM近辺で審判員に26位と伝えられ目標達成かもと期待が高まります。しかし、Z坂を越えたあたりから「ちょっとお腹がすいた」と感じたのにAid Stationで食べ物をとるのを忘れました。

95KMの中間地点では2時間58分前後、ここまで体力温存したし、今後追い風が予測されるから、結構いいタイムがでるか?と思ったのもつかの間、軽いハンガーノック状況になり一気にやる気がうせました。誰かと競っていれば気力だけは保てたかもしれませんが、途中トイレに立ち寄ったため、前との距離がどんどん遠くなると更にやる気をなくしてしまいました。


その後のASでおにぎりをたくさん補給したのでBikeの最後の方は体力が戻ってきましたが、2時間ほどは、ちんたら走っている状況でした。また、Bikeも後半になると(AM10時以降)気温がどんどん上昇し、Water Stationでの水分補給だけを頼りにしてひたすらこぎ続けます。また、トンネルに入ると涼しくなるので、トンネルが非常に待ち遠しかったです。結局、完全に暑さに負け、食糧補給に失敗しました。脚力・機材ともに昨年度より格段に進歩しているのに、タイムは昨年より17分も悪化しています。























ただ、トライアスロンのいいところは、種目が変わるたびに気分を変えることが出来ることです。昨年のRunは最初飛ばしすぎで、最後完全によちよち歩き状態でした。この暑さ(Runのスタートは13:30頃、皆さま、この暑い時間帯に42KM走る人って信じられます?)、既にBikeでふらふらの状況下いかにペースを作り直すかが重要です。頭の中で目標をキロ6分ペースとリセットし、ゆっくり走りだしました。


最初の10KMは59分30秒、いい調子です。中間地点で2時間9分、これもペースがそれほど落ちていません。中間地点まではASでおにぎり等をたくさん食べて、ある程度休憩しましたが、半分すぎたら後は気持ちで前に進めます。その後のWS・ASでは滞在時間を極力少なくして走り続けます。結局ほぼイーブンペースでRunはGoalすること出来ました。Bikeは途中完全に干上がったけれども、Runで最後までイーブンペースを維持できたということは現在持てる力を全て使い切った結果だと思うので、レースの終わり方としては完全に満足でした。写真では分かりにくいかもしれませんが、辛かった12時間のことを思ってGoal時涙が出ていました。


さて、昨年と比較してのTime/順位の発表です。









自分のタイムと順位の比較だけではなく、昨年度の完走率86%が、今年76%まで下がったことがとてつもなく過酷な条件であったことを物語ります。目標であった30位の選手とのタイム差はたったの10分、レース中の失敗がとてももったいなく思います。でも、今後も更に順位が向上する可能性があるということで来年以降のお楽しみにとっておきます。























最後に微笑ましかったことを。


RunのASで「おにぎりどうですか~」と言ってきたボランティアの女子中学生くらいの子、ぼくが貰うとうれしそうに笑い、「ありがとう」というと「キャー」と喜んでいました。きっと自分が作ったおにぎりなんでしょうね。


また、Run をスタートして5KMくらいの場所で自分の田んぼから「がんばってー、早く帰ってきてね」と応援してくれるおばあちゃん。復路同じところを通ると「お帰り、来年また会おうね」と祝福してくれます。去年も同じ場所で全く同じ声援を受けました。このおばあちゃんはきっと1,500人もの全選手に向かって同じことを言っているんでしょうね。佐渡にくるリピータートライアスリートの多くは、この佐渡の皆様に会いに来るのでしょう。

2010年9月10日金曜日

☆2011年モデルバイクの試乗会 & 竹谷賢二ヒルクライムセミナー

☆9月19・20日 J1 MTBレース会場で、ロードとMTBバイク乗りましょう! 

20日竹谷賢二のヒルクライムセミナー☆ロードバイク編

タイムライン:

試乗、19・20日: 09:00-14:00
竹谷賢二セミナー&ロードライド20日: 09:30 スタート、一時間程度のライドです。 試乗車は6台しかありませんので、先着順とさせていただきます。もちろん参加者ご自身のバイクの参加もお待ちしております。 

☆参加者の皆さんはご自身のヘルメットとペダルお持ち下さい。
☆ロードライドセミナー終了後、14:00まで会場でロード・MTBの試乗ができます!

場所 : 長野県 富士見パノラマリゾート (スぺシャライズドブース)

試乗車のラインアップ:
・2011 S-Works Tarmac SL3: 49、52、54
・2011 S-Works Roubaix SL3: 49、52,54
・2011 S-Works Epic: S,M
・2011 Camber: S,M

2010年9月8日水曜日

【TKレポート】2011 EPIC EXPERT EVO

 
こんにちは Dolceです♪

TKこと、竹谷賢二スペシャライズド契約アドバイザーより、
2011モデルEPIC EXPERT EVOのインプレッションが届きました!

「飛ぶように下れる」とありますが、富士サマーキャンプのタイムアタックでは
ホントに飛んでいたんですよー!
『どすんどすん』と走っているDolceの横を、『ピョーン!ピョーン!』って!

それでは、猛暑よりあつ~いTKのレポートをどうぞー♪



















2011年モデル Epic FSR Expert EVO  定価(税込) ¥420,000

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2011 EPIC EXPERT EVO

2011モデルのエピックはフレームワークをオールニューに進化しました。
基本的な設計は変わっていませんが各部の解析をさらに進めてより高強度なフレームの実現、
今回は特にリアセクションの大幅な強化に重きがおかれています。

チェーンステーとシートステーで構成されるリアスイングアームの強化、
それはアイスホッケーのスティックのような形状とボリュームとなり、見ただけでその強さが伝わってきます。
これにより強固で捻じれにくくなり スムーズなストロークを実現しています。

以前の古いフロントサスペンションでは、たわむとスムーズにストロークしない、引っ掛かりがあって渋い動き、を感じましたよね、
それが捻じれないフロントサスになったら、格段にスムーズになったと思います。

それと全く同じ効果を今回の強化で得ることが出来て、より初期の動きが滑らかに、
そしてフルストロークまで 懐深く、ストローク長が長くなったような体感になっています。
当然、走行時のギャップの安定感やコントロール性も上がっているので、結果的にスピードが高くなります。

フロントセクションは定評のあった剛性はそのままに形状を見直すことで、さらなる軽量化を達成しています。

このS-WORKSカーボンフレームをもとに基本設計を同じくしたアルミバージョンのフレームもオールニューとなっています。
ハイドロフォーミングの適正利用(見た目を派手にするために重くなっているメーカーもあり)により、
カーボンの応力解析で得られたデータをもとにフロントセクションを多くの工程をかけて再現、
ヘッドもテーパードとして剛性アップと軽量化のバランスを高くしてあります。
リアも同様に、アルミを母材としながらも形状、内径を最適化して、高い捻じれ剛性を実現しています。

















(c)SHOJIRO NAKABAYASHI

このアルミフレームをいかして、トレイル快速仕様に仕立てたのがこの”エピック エキスパート エヴォ” です。
EVO(イヴォと発音したほうがいいのかな)とは「発展させる」という意味で、
この場合はEPICをトレイル向けに発展させたモデルということです。

世界トップ選手のレースパフォオーマンスに応えるエピックのペダリング性能を、トレイルでも漕いで、漕いで、味わいたい。
そして下りは、トレイルならではの岩、木の根、段差、ドロップオフ、を余裕を持って楽しく走破したい、
そんなXC寄りのトレイルライダーの願いを叶えるためのバイクです。

パーツアッセンブルが、通常のXCレーススペックから、トレイルにマッチするようにスペックチェンジされています。
軽量かつ高い剛性を誇るエピックのフレームに合わせるのは、おなじように軽量&高剛性のパーツ群です。

フロントフォークはXC用のSIDのスペシャルバージョンの120mmストロークを採用し、より大きな下りのアドバンテージを得ていますし、
あわせて積極てきかつ大胆なボディアクションを可能とするコマンドポストが装着されていますので、アグレッシブに下ることが出来ます。

そのアグレッシブな下りにマッチするようにブレーキは大径化、幅が広くコントロール性が高いタイヤに換装されています。

また、レースでも、トレイルでもペダリングに最適なギア比の2x10とすることで高いパワーで、
ギアの繋がりよくスピーディな走りがしやすいです。

これらにより、まさにエピックのようにレースペースで登って、スタンピーのように余裕を持って下りを楽しめるバイクに仕上がっています。
実際に自分が乗っても、正しくその通りの感想です。
MTB富士サマーキャンプではタイムアタックなど本気のレース走りをしましたし、
王滝トレーニングキャンプでは、かなり荒れた路面をものともせずに飛ぶように下れました。

















(c)SHOJIRO NAKABAYASHI

ペダリングフィールとしては、2009モデルSワークスEPICよりも重さはやや感じますが、
スティフでシャープですので、かなりキレの良い漕ぎ味です。
下りは、2009モデルSワークススタンピーの140mm並とまではいきませんが、
それ以前の120mmのスタンピーと同じくらいの走破性があり、
かつクイックでカッチリとしたハンドリングですので、バイクに任せて走るのではなく積極的にコントロールを楽しめるライダーならば、
その良さを相性ピッタリです。

ハンドルは純正のままの680mmというワイドなバー幅のまま使用し、バイクの下り性能に合わせてコントロール性を確保しています。
幅広でハンドルに体を預けるわけではなく、コマンドポストが付いている事とあわせて、
ボディアクションでバイクを大きく傾けたりの操作がしやすいんですよね。

日本のタイトなシングルトラックでも、クイックでシャープなハンドリングはかなりマッチすると思います。

そしてなんといっても、後付感のない、細部までとことん統一されたカラーリングが最高です!
個人ではもちろん出来ない仕上げですし、ここまで拘るメーカーも他にはないでしょう。
渋派手なマットブラックにマットゴールドのカラーリングは、トレイルには溶け込めますし、
あるいは原色が多いイベント会場でも逆に目立つことうけ合いですね。

一生懸命漕いで登って、下りはイージーに、というと、少し乗れる人向けの王滝バイクにジャストミートです。
もちろんレーシングスピードで走りきれるアスリートにはS-Works EPICの超軽量、
究極の性能で持てる最高速度での巡航を実現することが望ましいですが、
アルミの堅牢製も石や岩がガンガン飛んでくる王滝にも安心かと思います。

トレイルでバリバリ乗るかたにもアルミのメリットはありますし、このエピックはアルミでも相当に高い強度と軽量性のバランス、
そしてシャキッとした乗り味になっていますので、本当に1分1秒を争うのでなければ、
マイペースな速さを得たいのであれば十分な性能と言えます。
十二分な性能を得たいのであればS-WORKSをチョイスしてもらえれば良いでしょう。
 























(c)SHOJIRO NAKABAYASHI
 
 

2010年9月3日金曜日

【Sラウンジ】9/18 SDA王滝  9/19・20 富士見パノラマ J-Series J1

 
『Sラウンジ』情報!

※『Sラウンジ』とは、各地レースやイベントで、SPECIALIZEDユーザーをサポートするブースです。



☆SPECIALIZEDユーザーへのメカニックサポート!
サスペンションのセッティングなど、BIKEをセットアップします。
注:サービス対象は当該大会で弊社ブースへSPECIALIZEDバイクを持ち込まれるユーザー様に限られます。
また、明らかな破損状態や、日常的なメンテナンス不足による故障、スペアパーツの販売には対応できかねる場合がありますので
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。


☆2011年モデルBIKEの試乗会!

【試乗車】
・2011 S-Works Tarmac SL3: 49、52、54
・2011 S-Works Roubaix SL3: 49、52,54
・2011 S-Works Epic: S,M
・2011 Camber: S,M

※試乗車は変更される可能性があります。


イベント名 : セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝
日程 : 2010年9月18日(土) (時間別途)
場所 : 長野県木曽郡王滝村

イベント名 : JCF/MTB ジャパンシリーズ イン 富士見パノラマ大会(秋)
日程 : 2010年9月19日(日)・20日(月・祝) (時間別途)
場所 : 長野県 富士見パノラマリゾート