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2015年5月18日月曜日

ハビエル・ゴメスとグウェン・ヨルゲンセンがITU YOKOHAMA 2015で優勝

 [photo]世界のトップトライアスリートが集まるITU横浜で、ゴメスとグウェンが優勝しました。

世界のトップ・トライアスリートが日本に集結するトライアスロンファン必見のレース「ITU YOKOHAMA 2015」が516日(土)に神奈川県横浜市にて開催。グウェン・ヨルゲンセンがエリート女子の部を、ハビエル・ゴメスがエリート男子の部それぞれで優勝しました。

[photo]雨のバイクパートを疾走するヨルゲンセン

「雨という悪条件だったので、バイクパートはかなり気を使わないといけませんでした。できる限り、前に位置してクラッシュに巻き込まれないようにしました。後ろで様々な音がしていたけれど、誰かが落ちたのか とにかく安全に走ることが大事でした」。


 横浜の勝利で、シリーズ9戦連続優勝。雨で肌寒い横浜の朝。特にバイクパートが懸念要素となったものの、最終的には後続に1分近く差をつけての独走。満面の笑みでゴールテープを切りました。


「ここ横浜が、リオ五輪に向けて最後の10kの実戦トレーニングでした。だから良い結果を求めましたし、自分を奮い立たせて一生懸命に走りました」。「自分ができることにただ集中しました。泳いで、乗って、走る他人はコントロールできませんので、自分自身をいかにコントロールするのか集中しました。2015年シーズンの大きな目標は、リオの出場権を獲得すること。リオに向けてのテストイベントでトップ8に入る必要がありますし、アメリカ人として1位か2位に位置しなくてはいけません」 ―グウェン・ヨルゲンセン


男子の部ではハビエル・ゴメスが、好敵手アリスター・ブランリーとの苛烈な最終スプリントを制して優勝。WTS2015年シーズン最初の勝利であり、ワールドシリーズ総合順位においても後続に差をつけました。


「恐らく現役トライアスリートとして最強のランナーであるアリスターとマリオ(・モラ)と対峙しました。調子は良かったですし、最後の局面でもパワーが残っていたのを感じました。ゴール2km前で2人を引き離そうとスパートをかけましたが、アリスターを振り切ることができませんでした。勝負は最後の200mまでもつれ込みました。私もアリスターもそこまで死力を尽くしましたから、何が起こってもおかしくない状況でした。ラッキーなことに、少しだけ私のほうが彼よりパワーを残していたようです。2015シーズン、最初の勝利は特別なものになりました」。


4月のケープタウンも良いレースでした(2位)。ゴールドコーストも、オークランドもそうです。表彰台に上がるのはもちろん良い気分ですが、やはりその頂上に立つのは素晴らしいことです。誰よりも速く走れたというのは自信になります。素晴らしいレース、そして素晴らしいシリーズになりました。数名が勝利しているという白熱したシリーズ戦ですし、今後の展開が楽しみですね」 
― ハビエル・ゴメス

次のWTSの舞台は英国ロンドン。開催日は530日です。

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