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2015年5月18日月曜日

ジロ・デ・イタリア2015 第1週を終えて

[photo]ジロ2015の第1週から多くのドラマを生んでいるアルベルト・コンタドール

2015年のジロ・デ・イタリアははじめの1週間を消化。毎晩繰り広げられる白熱のレースに寝不足な日々が続いている方も多いのではないでしょうか?5月17日(日)の第8ステージを獲ったのは、逃げグループ内からさらに独走したアスタナプロチームのパオロ・ティアロンゴでした。


「レースを走る全員にとって、厳しい第1週目だった。ジロは戦う男たちのレースだ」とレース後にコメントしたティアロンゴ。彼はこの勝利でジロ史上最年長ステージ優勝というレコードを打ち立てました。


アスタナのチームリーダーであるファビオ・アルはティアロンゴから56秒遅れでゴールし、総合順位は2位。引き続きヤングライダー賞であるホワイトジャージーを着用します。


ティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドールは11位で同ステージを終え、総合1位を堅持。第6ステージ、ゴール前で発生したクラッシュによって脱臼した肩も回復基調にあり、休養日をフル活用して復調に努めています。

スペシャライズドがサポートする3つのプロチームのここまで動きですが、ステージ優勝はアスタナのティアロンゴによる1勝。コンタドールはマリア・ローザを5日間着用し、アルもマリア・ビアンカを5日間着続けています。また、アスタナが6つのステージにおいてベストチームに選ばれました。


上は第1週にあった4つのフラット基調のステージにおける速度分析のグラフ。第7ステージはやや上り基調のゴール前争いだったため、他3ステージに比べてスプリント時の速度が低いのが確認できます。



こちらは第1週の主なのぼり区間の比較チャートです。距離、勾配、トップ選手の推定ワット数、そしてVAM(平均登坂速度)を示しています。チャート内でもっとも距離の短いビアッサでは、高いVAMとワット数で上っています。

今後もレースの展開から目が離せませんね。

総合順位:
1 Alberto Contador (Spa) Tinkoff-Saxo 38:31:35
2 Fabio Aru (Ita) Astana Pro Team 0:00:03
3 Richie Porte (Aus) Team Sky 0:00:22
4 Mikel Landa Meana (Spa) Astana Pro Team 0:00:46
5 Dario Cataldo (Ita) Astana Pro Team 0:01:16
6 Roman Kreuziger (Cze) Tinkoff-Saxo 0:01:46
7 Giovanni Visconti (Ita) Movistar Team 0:02:02
8 Rigoberto Uran (Col) Etixx - Quick-Step 0:02:10
9 Damiano Caruso (Ita) BMC Racing Team 0:02:20
10 Andrey Amador (CRc) Movistar Team 0:02:24

若手ライダー順位:
1 Fabio Aru (Ita) Astana Pro Team 38:31:38
2 Davide Formolo (Ita) Cannondale-Garmin 0:02:58
3 Jan Polanc (Slo) Lampre-Merida 0:20:12
4 Esteban Chaves (Col) Orica GreenEdge 0:21:19
5 Francesco Bongiorno (Ita) Bardiani CSF 0:22:44
6 Kenny Elissonde (Fra) FDJ.fr 0:30:54
7 Fabio Felline (Ita) TrekRacing 0:39:58
8 Jesus Herrada (Spa) Movistar Team 0:41:10
9 Sebastian Henao (Col) Team Sky 0:47:37
10 Silvan Dillier (Swi) BMC Racing Team 0:48:42

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