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2015年7月12日日曜日

#TDF2015:ステージ8 レポート

ツール・ド・フランス2015 ステージ8。アップ・ダウンのある181.5kmを走り切り、平均勾配6.9%、最大勾配は15%にもなる「ブルターニュの壁」を一番に駆け上がったのはアレクシ・ヴィエルモ(ALM)でした。フランス人によるステージ優勝に、現地は多いに盛り上がりました。

4位でステージを終えたティンコフ・サクソのペテル・サガン。個人総合順位は、11秒差で2位。またポイント賞争いでトップに立ち、グリーンジャージーも獲得しています。



「ブルターニュの壁の麓から頂上まで一気に駆け上がった。最後は本当に厳しかった。クリス・フルームの近くにいようと決めていて、最後の数100mで加速しようとした。でも、僕は限界にきていて、満足なスプリントができずに、アレハンドロ・バルベルデにやられてしまった。

勝ちたかったけれど、先をいった彼らは強かった。グリーンジャージーに再び袖を通せてうれしいよ。3ポイント差しかないけど、このジャージーを着続けるためにベストを尽くすよ。ポイントをとれたことで満足だし、がっかりする必要はないはずさ。

もっとポイントを稼げればよかったけど、満足はしている。チームタイムトライアルが楽しみだ。うまくやれると思う。いつものように限界まで攻めないといけないけど、僕たちチームは強いからね。イエロージャージーまで11秒差だ。難しいけれど、挑戦するために僕たちはここにいるんだ」
―ペテル・サガン



ティンコフ・サクソを率いるアルベルト・コンタドールもステージの結果に満足している様子。コンタドールはステージ8終了時点で、トップから36秒遅れで個人総合7位。

「僕ら総合優勝争いをするメンバーはみんな一緒にゴールしたけど、ニバリが10秒遅れたのを見た。ステージ8はそこまで劇的ではなかったけれど、最後の上りへのアプローチ区間での速度は速かった。集団のなかにて、最終局面に向けてサガンを助けようとしたけれど、あのタイミングでは不可能だった。



とにかくステージには満足だ。チームタイムトライアルのことを考えたい。僕らは良いチーム。ツール序盤で力をつかったけれど、前向きだよ」
―アルベルト・コンタドール



アスタナ・プロチームのヴィンチェンツォ・ニバリにとってステージ8は良いものではなかったようです。個人総合を争うライヴァル、クリス・フルームから当ステージだけでも10秒の遅れ。総合順位では1分48秒遅れの13位になりました。ラース・ブームやヤコブ・フルサングはそれぞれの役割を全うしましたが、レースでは結果が伴わないこともあります。

「毎回が思い通りいくわけじゃない。脚が残らない日があれば、残る日だってある。ツールはまだ長い。明日は大切な日だ!」
―ヤコブ・フルサング



エティクス・クイックステップのミハウ・ゴラスは中間スプリント地点からゴール前7.9㎞まで逃げ続けた集団にいました。

「今朝、レース中に何かが起きると感じていた。いつでも集団内でアクションを起こせるように準備していた。

中間スプリントのあとに飛び出したグループがいた。クフィアトコフスキー、カヴェンディッシュとともにチェックに行ったよ。何が起こるか分からないからね。有効利用できるかもしれないし。もちろん、メイン集団には強い選手がたくさんいて、タイム差は調整されていた。

逃げた僕たち3人は、集団に吸収されるその瞬間まで全力で走り続けた。最終的には、良い判断だった。でも、レースにおいて最後まで逃げるのは難しい。とりわけ、『ブルターニュの壁』での頂上フィニッシュだ。総合争いをする選手にとって、格好の見せ場だからね。

すでに12日のチームタイムトライアルへと気持ちは切り替えた。すでにいくつかステージを獲り、あの残念なクラッシュの前にはトニー・マルティンがマイヨ・ジョーヌを獲得した。常に活躍し続けてきたエティクス・クイックステップにとって、素晴らしい1週間になっているよ」
―ミハウ・ゴラス

関連記事:
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