「挑戦なくして、得るものはないよ。面白いことに、僕はいつも2位なんだけどね。でも、結果には満足している。レース中、みんな僕を見て、ついて来るものだから、何か悪いことが起こるんじゃないかって思ったよ。
今日は最後の上りでチャレンジする選手はいなかったね。ポイント賞争いはしっかりとリードできている。けれど、ここはツール・ド・フランス。何が起こってもおかしくない。パリには絶対にたどり着かないと。
たくさんのサポートを受けられてうれしいよ。やる気がでる。スロバキアのバスが、レースを通じて僕を応援してくれる。本当にうれしいね。今日は集団内に良い友だちがたくさんいて、動きにくいのはあったけれど、ベストを尽くしたよ」
―ペテル・サガン
ティンコフ・サクソのキャプテン、アルベルト・コンタドールは総合首位のクリス・フルーム(SKY)とのタイム差が大きいことを認めつつも、最後まで戦う姿勢を強調しました。
「今日はかなり良かったよ。登坂区間では風が強く、それがレースを難しくしていたけどね。アタックは有効だったけれど、ひとりで走り続けるのは難しかった。明日は休息日。そのあとはアルプスだ。チャンスはあるさ。
今までにない、ツール・ド・フランスだ。タイム差も大きい。例年通りの強さは、今年の僕にはないかもしれない。だからこそ、チャンスを常に伺って、チャレンジするよ。今日、僕やニバリがフルームから奪ったのはほんの数秒だ。でも、アルプスでチャンスはまだたくさん残っている。そこが勝負どころだね」
―アルベルト・コンタドール
精巣ガンが見つかり、イタリアで診察を受けていたイバン・バッソ。手術後の経過は良好で、現時点では追加の手術は必要ないそうです。向う1か月は安静にし、また定期的に診察を受けるようです。
「手術がうまくいって本当にうれしい。ティンコフ・サクソのチームドクターやツール・ド・フランスのメディカルスタッフ、そして診察してくださったドクターやスタッフに本当に感謝している。飛行機で移動する許可をもらったので、パリでチームに合流するよ。一緒にツールの結果を祝いたい」
―イバン・バッソ
アスタナ・プロチームのヴィンチェンツォ・ニバリはステージ16で、フルームとの差を30秒近く縮めました。ステージ終了後、総合首位とのタイム差は7分49秒。ニバリを支えるミケーレ・スカルポーニらチームメイトは、アルプス・ステージでさらに攻勢に転じます。
「表彰台に上がるためツール・ド・フランスに来た。今日はタイムを少し取り返した。休息日のあと、もっと取り戻してみせる」
―ミケーレ・スカルポーニ
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