3月28日(土)29日に実施した「2日間で目指せ300km!バイクキャンプ@淡路島」。皆さま、ご参加ありがとうございました。「ボディージオメトリーフィットモニター FOR 2015 宮古島」に当選された土屋正さまと早川誠さまも、こちらの合宿へ参加されました。
今回の合宿中に、お2人へのフォローフィットを行いました。フィットテクニシャンを務めた、松田航介さんからレポートをいただきました。
こんにちは、松田です。
ボディージオメトリーフィットモニター企画の当選者、土屋正さまと早川誠さまが3月下旬に開催した淡路島合宿に参加されました。そこで行ったフォローフィットの様子をお伝えします。
フォローフィットとは、ボディージオメトリーフィット後、3週間ほど普段走る環境で実走行をしていただき、そこで得たフィードバックを加味しつつ必要であれば微調整を行う作業です。ローラー台の上では分からないことを、実際のフィールドで検証することで、万全を期すのです。
さて、土屋さまはボディージオメトリーフィットを受けた後、スピンバイクのポジションをフィット後のSHIVに近づけ、SITEROも取り付け、実走行を強く意識したインドアトレーニングに取り組みました。その成果もあり、ポジションが変わったSHIVでの実走行は淡路島が初でしたが、違和感なくライドされていました。
ご迷惑をおかけしていますリコールの代替えパーツも淡路島の前に取り付けました。ライド前に微調整を行い、150kmのトレーニングライドに出発されました。
当リコールに関する詳細情報はこちらをご覧ください。
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淡路島でのライディングを観察したところ、ペダルに荷重しやすい位置を基準点とした際のハンドルとサドルの前後のバランスは、とても良さそうでした。ただ、距離を重ねていくうちにパッド幅がややせまく感じたようなので、それを広げたいというリクエストをいただきました。バー調整ねじを左右1個分、10㎜ずつ、つまり全体で20㎜広げました。また、それに伴い、バーの幅も若干広げました。実走行から得られたフィーリングを反映したことで、より「しっくりくる」ポジションを実現しました。
フィット後、サドルをSITEROに戻していた土屋さまでしたが、スピンバイクでは概ね良い感じだったものの、合宿後半になると、サドル中部から後部にかけて圧迫感があった様子。
サドルの前後のふりで微調整する余地はあるかなという具合。前傾した際にはまったく問題がなく、若干アップライトに乗ったときに違和感があるということなので、パワーサドルによって改善が見込まれる症状ですが、レースまでの時間が限られていたので、今回は様子を見ることにしました。
パワーサドルをチェック >
サドルの前後のふりで微調整する余地はあるかなという具合。前傾した際にはまったく問題がなく、若干アップライトに乗ったときに違和感があるということなので、パワーサドルによって改善が見込まれる症状ですが、レースまでの時間が限られていたので、今回は様子を見ることにしました。
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150㎞を走ったあと、フォローフィットを実施。「なんとなくバーパッドとレバーまでが近い感じがする」ということだったので、パッドの位置はそのままに、バーの突出しを5㎜ほど伸ばしました。
また、SITEROを2㎜前に出しました。これはサドルに座りやすい位置とペダルに足をかける位置のバランスを最適化するためでした。また、ペダリング時に骨盤の左右のぶれが若干残っていたので、サドルを1.5㎜ほど下げました。
これ以外にはネガティブな印象はなく、「かなりイケてる感じする!」とご自身も話されていました。
お2人とも、2月下旬に訴えていた痛みや不快感は、淡路島合宿においてほぼ見られなくなっていました。土屋さまは右ひざに違和感が、そして早川さまは首と肩のコリがあったのですが、その症状はボディージオメトリーフィットによって大幅に改善されていたようです。
宮古島本番まで、残り1か月をきりました。当日まで怪我や病気なく、そしてぬかりなく練習を行い、それぞれにとってベストな結果を出していただきたいですね。
松田航介
エンデュアライフ
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