Roubaixキャンペーンに見事当選された、鈴木ご夫妻のレポートが届きました!
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我々夫婦は、今回アースライドで初となるニュージーランドでのイベントに参加する幸運に恵まれた。
ニュージーランドの大自然の中を1日100kmずつ、2日間連続で走るというスケジュールを
走破するパートナーとしてセレクトされたバイクは、私が「S-Works Roubaix」、
妻が「S-Works Amira」。
Specializedの中でも言わずと知れた最高峰のバイクだ。
現地でのファーストコンタクトの印象は、「軽い。」
車体は羽のように軽く、そして操作系も極めてスムーズ。
このバイクならすべてがうまくいきそう、そんな予感がした。
実際に走ってみてその予感は確信となった。
ニュージーランドの道路は決して走りやすいものではない。
ハイウェイのような見た目と違ってかなり荒れている舗装面。
さらに広大な大地ゆえに吹き荒れる突風、そして時には叩き付ける雨との闘いを
否応なしに強いられた。
しかしRoubaixはそんな過酷な環境にも決して屈することはなかった。
驚くべき車体の軽さとフレームの剛性の高さによって、ペダルを踏む力がロスなく
ダイレクトに車輪に伝わり、車体を前に前にと押し出す。
それは自分の持ち得る能力以上の力を発揮出来る強い武器となり、きつい登り坂や
強烈な向かい風にも臆することなく進むことが出来た。
また、フレームの剛性の高さと快適性は時に相反するものがあるが、このRoubaixは違う。
適度にしなるカーボンフレームと、Body Geometoryのサドルが路面からの衝撃を適度に
吸収し、まったくもって快適なライディングを提供してくれた。
実は数年前に同じシリーズのサドルを使っていたのだが、その当時のものよりも格段に
進化していることが実感出来る。
そして下りに差し掛かる時にはここぞとばかりパワーを伝達するのだが、瞬時の操作にも
ストレスなく確実にギアがチェンジし、狙い通りにグイグイと加速していくさまは
まさに快感。
ロードバイクの醍醐味を存分に体感することが出来た。
その軽さゆえに心配された安定感は高速で走ってもまったく損なわれることもなく、
安心して加速することが出来た。
そんな頼もしい相棒と走りきったニュージーランドの2日間はとても快適で楽しく、
周囲の素晴らしい景色を存分に楽しめる余裕さえ与えてくれた。
その過酷な2日間を走り終えた自分の体に、ほとんど疲労が蓄積されていないことには驚いた。
これこそRoubaixの真骨頂、どんなに長い距離でも走れそうな気になる。
こんな貴重な機会を与えていただいたSpecializedの馬場社長をはじめとするスタッフの皆様、
そしてアースライドの関係者の皆様には心から感謝致します。
本当にありがとうございました。
そして今回のツアーを共に過ごし共に走り、楽しみも苦しみも分かち合った素晴らしい
仲間たちにも感謝!
See you next year!