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スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!
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2010年9月8日水曜日
【TKレポート】2011 EPIC EXPERT EVO
こんにちは Dolceです♪
TKこと、竹谷賢二スペシャライズド契約アドバイザーより、
2011モデルEPIC EXPERT EVOのインプレッションが届きました!
「飛ぶように下れる」とありますが、富士サマーキャンプのタイムアタックでは
ホントに飛んでいたんですよー!
『どすんどすん』と走っているDolceの横を、『ピョーン!ピョーン!』って!
それでは、猛暑よりあつ~いTKのレポートをどうぞー♪
2011年モデル Epic FSR Expert EVO 定価(税込) ¥420,000
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2011 EPIC EXPERT EVO
2011モデルのエピックはフレームワークをオールニューに進化しました。
基本的な設計は変わっていませんが各部の解析をさらに進めてより高強度なフレームの実現、
今回は特にリアセクションの大幅な強化に重きがおかれています。
チェーンステーとシートステーで構成されるリアスイングアームの強化、
それはアイスホッケーのスティックのような形状とボリュームとなり、見ただけでその強さが伝わってきます。
これにより強固で捻じれにくくなり スムーズなストロークを実現しています。
以前の古いフロントサスペンションでは、たわむとスムーズにストロークしない、引っ掛かりがあって渋い動き、を感じましたよね、
それが捻じれないフロントサスになったら、格段にスムーズになったと思います。
それと全く同じ効果を今回の強化で得ることが出来て、より初期の動きが滑らかに、
そしてフルストロークまで 懐深く、ストローク長が長くなったような体感になっています。
当然、走行時のギャップの安定感やコントロール性も上がっているので、結果的にスピードが高くなります。
フロントセクションは定評のあった剛性はそのままに形状を見直すことで、さらなる軽量化を達成しています。
このS-WORKSカーボンフレームをもとに基本設計を同じくしたアルミバージョンのフレームもオールニューとなっています。
ハイドロフォーミングの適正利用(見た目を派手にするために重くなっているメーカーもあり)により、
カーボンの応力解析で得られたデータをもとにフロントセクションを多くの工程をかけて再現、
ヘッドもテーパードとして剛性アップと軽量化のバランスを高くしてあります。
リアも同様に、アルミを母材としながらも形状、内径を最適化して、高い捻じれ剛性を実現しています。
(c)SHOJIRO NAKABAYASHI
このアルミフレームをいかして、トレイル快速仕様に仕立てたのがこの”エピック エキスパート エヴォ” です。
EVO(イヴォと発音したほうがいいのかな)とは「発展させる」という意味で、
この場合はEPICをトレイル向けに発展させたモデルということです。
世界トップ選手のレースパフォオーマンスに応えるエピックのペダリング性能を、トレイルでも漕いで、漕いで、味わいたい。
そして下りは、トレイルならではの岩、木の根、段差、ドロップオフ、を余裕を持って楽しく走破したい、
そんなXC寄りのトレイルライダーの願いを叶えるためのバイクです。
パーツアッセンブルが、通常のXCレーススペックから、トレイルにマッチするようにスペックチェンジされています。
軽量かつ高い剛性を誇るエピックのフレームに合わせるのは、おなじように軽量&高剛性のパーツ群です。
フロントフォークはXC用のSIDのスペシャルバージョンの120mmストロークを採用し、より大きな下りのアドバンテージを得ていますし、
あわせて積極てきかつ大胆なボディアクションを可能とするコマンドポストが装着されていますので、アグレッシブに下ることが出来ます。
そのアグレッシブな下りにマッチするようにブレーキは大径化、幅が広くコントロール性が高いタイヤに換装されています。
また、レースでも、トレイルでもペダリングに最適なギア比の2x10とすることで高いパワーで、
ギアの繋がりよくスピーディな走りがしやすいです。
これらにより、まさにエピックのようにレースペースで登って、スタンピーのように余裕を持って下りを楽しめるバイクに仕上がっています。
実際に自分が乗っても、正しくその通りの感想です。
MTB富士サマーキャンプではタイムアタックなど本気のレース走りをしましたし、
王滝トレーニングキャンプでは、かなり荒れた路面をものともせずに飛ぶように下れました。
(c)SHOJIRO NAKABAYASHI
ペダリングフィールとしては、2009モデルSワークスEPICよりも重さはやや感じますが、
スティフでシャープですので、かなりキレの良い漕ぎ味です。
下りは、2009モデルSワークススタンピーの140mm並とまではいきませんが、
それ以前の120mmのスタンピーと同じくらいの走破性があり、
かつクイックでカッチリとしたハンドリングですので、バイクに任せて走るのではなく積極的にコントロールを楽しめるライダーならば、
その良さを相性ピッタリです。
ハンドルは純正のままの680mmというワイドなバー幅のまま使用し、バイクの下り性能に合わせてコントロール性を確保しています。
幅広でハンドルに体を預けるわけではなく、コマンドポストが付いている事とあわせて、
ボディアクションでバイクを大きく傾けたりの操作がしやすいんですよね。
日本のタイトなシングルトラックでも、クイックでシャープなハンドリングはかなりマッチすると思います。
そしてなんといっても、後付感のない、細部までとことん統一されたカラーリングが最高です!
個人ではもちろん出来ない仕上げですし、ここまで拘るメーカーも他にはないでしょう。
渋派手なマットブラックにマットゴールドのカラーリングは、トレイルには溶け込めますし、
あるいは原色が多いイベント会場でも逆に目立つことうけ合いですね。
一生懸命漕いで登って、下りはイージーに、というと、少し乗れる人向けの王滝バイクにジャストミートです。
もちろんレーシングスピードで走りきれるアスリートにはS-Works EPICの超軽量、
究極の性能で持てる最高速度での巡航を実現することが望ましいですが、
アルミの堅牢製も石や岩がガンガン飛んでくる王滝にも安心かと思います。
トレイルでバリバリ乗るかたにもアルミのメリットはありますし、このエピックはアルミでも相当に高い強度と軽量性のバランス、
そしてシャキッとした乗り味になっていますので、本当に1分1秒を争うのでなければ、
マイペースな速さを得たいのであれば十分な性能と言えます。
十二分な性能を得たいのであればS-WORKSをチョイスしてもらえれば良いでしょう。
(c)SHOJIRO NAKABAYASHI
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