ハーイStumpyでっす。
先週までの暑さがウソのように、全国的にようやく秋っぽくなってきたっすね。
そんなちょっと前の暑さの中で頑張ってきたSJスタッフの奮闘をリポートするよ。
今回は水泳部出身で財務部長の小松さんが「2010佐渡国際トライアスロン大会」(9月5日開催)に出場の巻っ!
ではどーぞ。
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今年もやってきました。トライアスロンに飽きるまで、恐らく年中行事になると思われる9月第1日曜日の佐渡トライアスロン。会社の皆様には目標30位を宣言してしまったこと、1年の成果を発揮する重要な日であることを意識し、前日の夜は緊張であまり眠れず寝返りばかりでした。
Swimスタート時の気温は25度、日中は35度前後まで上昇するでしょう。正直暑さに弱い自分は非常に不安でした。06:00に号砲スタート、とにかくゆっくり・体力温存を心がけます。通常レースではスピードを出すので右ブレ(2回腕をかくたびに1回右側で呼吸をする)ですが、今回はペースをおさえるため両ブレ(3回腕をかくたびに左右1回ずつ呼吸をする)にかえました。キックも出来るだけしないでBike、Runに備えます。前方をみるとあまり人がいません。そんなに早いスペースではないのに、不思議だなと思いながらBikeのTransitionへ。
Bike transitionでは息を整えながら、落ち着いてゆっくりBike用のジャージ・ショーツ・靴にかえました。ボケたことをしてしまい、Bike transitionエリアを出たところで、補給食を詰め込んだリュックサックを持ってくるのを忘れたので、急きょ自分のBikeラックまで戻って、多分1-2分のロス。まあ、12時間近いレースの1-2分だから とその時は思ったのですが。。。。
とにかくBikeもゆっくりきれいなPedalingを心がけ、練習のつもりでスローペースに徹しました。水分補給だけはまめに。50KM近辺で審判員に26位と伝えられ目標達成かもと期待が高まります。しかし、Z坂を越えたあたりから「ちょっとお腹がすいた」と感じたのにAid Stationで食べ物をとるのを忘れました。
95KMの中間地点では2時間58分前後、ここまで体力温存したし、今後追い風が予測されるから、結構いいタイムがでるか?と思ったのもつかの間、軽いハンガーノック状況になり一気にやる気がうせました。誰かと競っていれば気力だけは保てたかもしれませんが、途中トイレに立ち寄ったため、前との距離がどんどん遠くなると更にやる気をなくしてしまいました。
その後のASでおにぎりをたくさん補給したのでBikeの最後の方は体力が戻ってきましたが、2時間ほどは、ちんたら走っている状況でした。また、Bikeも後半になると(AM10時以降)気温がどんどん上昇し、Water Stationでの水分補給だけを頼りにしてひたすらこぎ続けます。また、トンネルに入ると涼しくなるので、トンネルが非常に待ち遠しかったです。結局、完全に暑さに負け、食糧補給に失敗しました。脚力・機材ともに昨年度より格段に進歩しているのに、タイムは昨年より17分も悪化しています。
ただ、トライアスロンのいいところは、種目が変わるたびに気分を変えることが出来ることです。昨年のRunは最初飛ばしすぎで、最後完全によちよち歩き状態でした。この暑さ(Runのスタートは13:30頃、皆さま、この暑い時間帯に42KM走る人って信じられます?)、既にBikeでふらふらの状況下いかにペースを作り直すかが重要です。頭の中で目標をキロ6分ペースとリセットし、ゆっくり走りだしました。
最初の10KMは59分30秒、いい調子です。中間地点で2時間9分、これもペースがそれほど落ちていません。中間地点まではASでおにぎり等をたくさん食べて、ある程度休憩しましたが、半分すぎたら後は気持ちで前に進めます。その後のWS・ASでは滞在時間を極力少なくして走り続けます。結局ほぼイーブンペースでRunはGoalすること出来ました。Bikeは途中完全に干上がったけれども、Runで最後までイーブンペースを維持できたということは現在持てる力を全て使い切った結果だと思うので、レースの終わり方としては完全に満足でした。写真では分かりにくいかもしれませんが、辛かった12時間のことを思ってGoal時涙が出ていました。
さて、昨年と比較してのTime/順位の発表です。
自分のタイムと順位の比較だけではなく、昨年度の完走率86%が、今年76%まで下がったことがとてつもなく過酷な条件であったことを物語ります。目標であった30位の選手とのタイム差はたったの10分、レース中の失敗がとてももったいなく思います。でも、今後も更に順位が向上する可能性があるということで来年以降のお楽しみにとっておきます。
最後に微笑ましかったことを。
RunのASで「おにぎりどうですか~」と言ってきたボランティアの女子中学生くらいの子、ぼくが貰うとうれしそうに笑い、「ありがとう」というと「キャー」と喜んでいました。きっと自分が作ったおにぎりなんでしょうね。
また、Run をスタートして5KMくらいの場所で自分の田んぼから「がんばってー、早く帰ってきてね」と応援してくれるおばあちゃん。復路同じところを通ると「お帰り、来年また会おうね」と祝福してくれます。去年も同じ場所で全く同じ声援を受けました。このおばあちゃんはきっと1,500人もの全選手に向かって同じことを言っているんでしょうね。佐渡にくるリピータートライアスリートの多くは、この佐渡の皆様に会いに来るのでしょう。
いい!!
返信削除行きたくなった!!
ちくしょ~~、今から早速頑張ろう。