お知らせ


【お知らせ】

スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!

公式オンラインストアのURL: specialized-onlinestore.jp  

あわせて新しい公式ブログも同時にオープン。

新公式ブログURL:specialized-onlinestore.jp/contents/blog 

今後はこちらの新しいブログから、最新情報を定期的にお届けいたします。

2015年7月9日木曜日

#TDF2015:ステージ5 レポート



ツール・ド・フランス ステージ5はスプリンターが真価を発揮する平坦基調のコースレイアウト。雨と横風で滑りやすくなったコースを、区間によっては時速50㎞近い速度で走行。大きな落車が頻発しました。リスクヘッジのために、高速で進む集団内での位置取りがきわめて重要でした。


ステージ優勝はアンドレ・グライペル(LTS)。ティンコフ・サクソのペテル・サガンは2位、エティクス・クイックステップのマーク・カヴェンディッシュが3位でステージを終えました。トニー・マルティンはマイヨ・ジョーヌを堅持し、ステージ6も総合リーダーとして臨みます。



「昨夜はよく眠れなかった。たぶん夜中の2時くらいに眠りに落ちて、朝早くに目が覚めた。でも、大丈夫。マイヨ・ジョーヌのことを考えながら、気分良く目覚めたよ。ステージ5において、黄色いジャージーは僕にパワーを与え、士気を高めてくれた。この後はしっかり眠れるといいな。そうじゃないと、パリまでもたないよ(笑)



レースでは、カヴェンディッシュのために仕事をした。最後の1.5kmまで彼をひき、そしてイエロージャージーも守った。スプリント時の詳細は分からないけれども、仕事はやりきったし、リスクはとらなかった。チームはよくやったよ。落車をさけ、位置取りも的確だった。

「いまはできる限り長い間、マイヨ・ジョーヌを着続けたい。山岳ステージにおいて、僕は最高の選手でないことは、現実として受け止めている。そういったステージに向けてトレーニングをしていないからね。いまのゴールは、チームタイムトライアルまで黄色いジャージーを死守すること。山岳ステージではなくてね」
―トニー・マルティン


チームメイトに導かれ、3位でフィニッシュしたカヴェンディッシュ。まだステージ優勝はないものの、調子は良く、今後のステージに期待が持てそうです。

「とても混沌としていた。ペテル・サガンと走っていて、僕が仕掛けた。するとアルノー・デマル(FDJ)が加速しだすのを見た。彼の右にはアレクサンドル・クリストフ(KAT)がいたんだ。先行すれば、クリストフのリードアウトになってしまう… するとグライペルとサガンが横をすり抜けていった。

スプリント時には良い感覚ではなかったけれど、今日みたいなステージを走って調子が万全の選手なんていない。僕はぼちぼちだったけれど、彼ら2人は速かったね。


間違いがあったわけじゃない。僕たちは人間だし、マテオ(・トレッティン)も落車の影響があって100%ではなかった。僕は先行した2人に負けてしまった。グライペルはすでに1勝していて、これで2勝目だ。ポイント賞もリードしている。彼はステージ優勝にふさわしい走りをしたよ。

チームメイトは僕のスプリントに向けて準備してくれたし、トニーの総合首位も守りきった。チームの素晴らしい働きをたたえなければならない。終日にわたり先頭に居続けることが、2つの目標を達成するのに必要だった。チームはすでに次のステージに備えているよ。ピュアスプリンターには難しいステージだけれど、ツールはまだ長い。チャンスはまだあるよ。自信もある。ステージ4でトニーが勝ってからチームの士気は高いし、この後も勝負して、ステージ優勝を狙っていくよ」

―マーク・カヴェンディッシュ




ジロ・デ・イタリアとのダブル総合優勝を目指して走るアルベルト・コンタドール。彼を守り終日走ったティンコフ・サクソは、計画通りにレースを進めています。最終スプリントでわずかに遅れたものの、サガンは当ステージを2位で終えました。

「チームは良いレースをした。コンタドールも無事にゴールしたし、僕は僅差のステージ2位。最後の数100m地点でだいぶ遅れていて、本当に少しの差で勝負は決まったけれど、全体的にはよくやれたと思う。

最終局面で先頭から10番目にいたから、グライペルを捕まえるのは難しかった。彼のような選手に勝つのは簡単じゃないから、2位という結果には満足している。最後の5㎞は自由に走らせてもらった。良い位置を探したけれど、たくさんの選手が仕掛けてきて、最後の100mに向けてのセットアップに苦労した。

今日はそんな感じだったけれど、ステージごとにいつも違う物語がある。雨と風と、たくさんの落車があった。とてもクレイジーな一日だったけれど、終わり方には満足しているよ。チームリーダーを守るために誰もが集団の前にいたいし、その気持ちが集団内に緊張を生む。

明日はどうなるだろう。天候の影響もあるし、風もあるかもしれない。僕はコンタドールを守るのと同時に、良い順位でゴールできればいいと思うよ」
―ペテル・サガン


ST5 #TDF2015
Posted by Astana Cycling Team on 2015年7月8日


2年連続のツール総合優勝を狙うヴィンチェンツォ・ニバリを守って走るアスタナ。ニバリのために道を切り開くミーケレ・スカルポーニは20名以上が転倒した大きな落車に巻き込まれたひとり。幸いかすり傷で済み、すぐに走りだしましたが、雨と風のなか高速で進行するレースでは常に激しい落車にリスクが付きまといます。

「今日は本当によく降ったね。道路には泥がたまっていて、歩けないようなところもあった。前方の誰かがブレーキをひいて… バン!まるでカジノさ」―ミケーレ・スカルポーニ

ステージ6は海辺の道をひた走る191.5㎞のアブヴィルール・アーブル区間。強い横風が予想され、高速でのレース展開、分断されるだろう集団の動きがエキサイティングなステージを演出するでしょう。エアロダイナミクスに優れた機材が選手に選ばれることも予想できます。

スペシャライズドが推奨する使用機材は以下:
バイク:VENGE
ヘルメット:EVADE
ホイール:ROVAL CLX 60
タイヤ: TURBO

関連記事:
#TDF2015:ステージ4 レポート(2015年7月8日)
#TDF2015:ステージ3 レポート(2015年7月7日)

0 件のコメント:

コメントを投稿