スペシャライズド・アンバサダーの丸山八智代さんから届いたレポートを掲載いたします。
会場:無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
日程:7月25日、26日、27日
今回参加したのは「遊びを学べば、山や川がもっと楽しくなる」をテーマのワークショップイベント「ソトデナニスル2014」。ソト遊びのエキスパートに道具の選び方、使い方、遊び方を直接教えてもらえるというもの。一面に芝が張られた素晴らしいキャンプ場に、メーカー各社、団体やイベント参加者のテントが一面に建てられた様子を見ると、「ここは日本なの?」と思わせられました。
各出展ブースでは特色あるワークショップが行われ、スポーツだけでなく手染めTシャツ作りやキャンドル作り、ミサンガ作りを教えたり、望遠鏡で星を見たりと盛りだくさん。夜もキャンプファイアーや音楽ライブがあり、3日間思う存分に外あそびを楽しめる内容でした。私も仕事で来場していなかったら、いくつかワークショップに参加したいなぁと思いました。
金曜日もイベントを開催しましたが、平日なのに想像以上に多くの方が集まったことに驚きました。でも実は、金曜が穴場とか。週末は多くの来場者で、好きなアクティビティー、ワークショップに参加するのが難しいそうです。私は今回が初めての参加なので、どれだけ週末のワークショップが賑わうのか、この時点では知りませんでした…。
シマノブース前に並んだMTBの前で足を止めて眺めるひとたち。
「僕、ロードバイクは持っているんですけどMTBは経験がないんです…」「僕も出来ますか?」「うちの子供たちにMTB乗らせたいんですけど…」
私はこう答えます。「もちろんですよ!! 13時から、ワークショップがあるのでぜひ来てください」
キャンプイベントですので来場者された方のほとんどがMTB初心者。この機会になんとかMTBファンを作りたいな、と考えていました。講師として参加したのは私と、SCOTTの松本駿選手、そして元シマノレーシング島田真琴さんの3名でした。
クリニックは1回につき1時間40分程度。まずは基本のポジションやライディングに必要なスキルを身につけていただきます。いくつかのセクションが走れるようになると、皆さま素敵な笑顔になっていきます。
ワークショップでは、すぐにMTBライドへ出かけられると思っていたかもしれません。しかし、フォームやギアについて、そしてブレーキについて学んでいただきました。なんだか面倒だなぁ、と思った方もいらっしゃるかもしれません。ですが、これは後半にお連れするレイクツアーやトレイルライドをもっと安全に、楽しく乗っていただきたいからです。そして、一連のクリニックが終了するといよいよツアー開始。
湖の反対側からスタート。遠くに見えるテント村が色とりどりでキレイですね。
この日はとても日差しが強く、雪解け水の流れる川では格別のクールダウンができました。気持ちよかったですね。
午後のワークショップでは、いよいよトレイルライドへ出かけました。キャンプ場内にはMTBコースが常設されています。走りごたえのあるトレイルで、下りセクションにはバンクもあり経験者でも楽しめるコースでした。皆さましっかりとクリニックを受けたので、誰ひとり転んでケガをしませんでした。このあたりになると、なぜライド前のクリニックが必要だったのかを理解していただけているように思いました。
今回はクリニックの一部をレポートしましたが、イベント中行った6回のクリニックはすべては満員御礼で、予約時間にはブース前に長い列ができる程でした。
ただ、金曜日に参加された方が教えてくれたのですが、ワークショップの混み具合がすごく、せっかく並んでくださったのに対応できない方もいらっしゃったそうです。本当にごめんなさい。私たちも皆さんにMTBの楽しさをお伝えしたかったです。なかには、楽しくて2回連続で参加していただいたご家族もいらっしゃいました。
3日間の様子を見ているとMTBはこれからもっとメジャーなスポーツになっていくのでは?っと嬉しく思いました。
参加された皆さま、本当にありがとうございました。
丸山八智代
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