「公開ボディージオメトリーフィット@ラビットストリート江坂店」の様子 |
3月21日(金)に開催した「公開ボディージオメトリーフィット@ ラビットストリート江坂店」へ参加された皆さま、ありがとうございました!
ボディージオメトリーフィットやバイクフィット全般について、イベント会場や、その後のアンケートにてご質問をいただきました。今回はその中の一部をご紹介します。回答するのは、ボディージオメトリーフィット国内責任者の渡辺孝二です。
問――:スプリントに適したポジションはボディージオメトリーフィットで導き出せますか?
答――:ライダーの求めるゴールに見合ったポジションを導き出す事は可能です。スプリントはライダーの出力が高く、ライディングフォームもあまり安定していないためポジションの設定はより難しいものとなります。
問――:クランク長がフィッティングに及ぼす影響は?
答――:ロードバイク、マウンテンバイクとそれぞれのエクスペリエンス、ケイデンス、前述しましたライダーの柔軟性や好みなどによってそれぞれ適正なクランク長があります。ですので、一概に身体的な特徴だけで選べるわけではありません。また、完成車でバイクをご購入する際にはクランク長をライダーが選べないことが多いでしょう。
ですが、例えばクランク長がライダーの体に合わないほどに長いと、ペダリング1回ごとに必要以上に脚を伸ばすことになったり、股関節の可動域を超えて膝を体に引き寄せることになったりと、パフォーマンスに影響が出る場合があります。フィッティングを受けることで、ライダーの乗り方や身体的特徴に合った長さを選定できます。
問――:市販されているクリートウェッジを片足に追加して使用しています。その事で何か問題はありますか?
答――:市販されているフィッティング用のサポート製品をライダーご自身の考えで試される事は可能です。ただし、客観的にご自身を観察・測定することは難しいので、何か対策をされる前にフィッティングサービス提供店へご相談する事をお勧めいたします。また、仮に痛みが出てしまった場合には速やかに元の状態に戻す事が重要です。
問――:各メーカーよりフィッティング用の様々な測定機や製品が販売されていますが、パワーメーターなどの数値をもとにフィッティングをする事は可能でしょうか?
答――:ぜひ、参考にしてください。各メーカーがそれぞれ理想とする考えのもと、製品を開発しています。これはライダーの皆さまにとって非常に良い事ではないでしょうか。
ただ、私たちの身体は複雑な構造をしており、感覚と数値が一致しない事もよくあります。ライダー自身が一人でポジションを探すとき、痛みなど明らかまマイナス要素がある場合には比較的に判断がつきやすいですが、そうでない場合には感覚によりポジションを導き出すことになります。その際に数値などの情報は参考になるでしょう。
ご質問・お問い合わせいただいた皆さま、ありがとうございました!
なお、4月13日(日)には京都府京都市のショップ「ストラーダバイシクルズ京都」にて「公開ボディージオメトリーフィット@ストラーダバイシクルズ京都」を行います。ストラーダバイシクルズ京都店長の厚海聖子と、渡辺孝二がボディージオメトリーフィットのメカニズムと工程をご説明いたします。皆さまのご参加、心よりお待ちしております!
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