みなさん、こんにちは。小田島梨絵です。
「SPECIALIZEDプレゼンツ・アルプスあづみのセンチュリーライド 2013」、通称AACRへ参加しました。
3月から女子向けにセンチュリーライド対策の走行会やお茶会を行い、このイベントに向けてテンションを上げていったので「いよいよ本番!」といった気持ち。イベントというのはエントリーしたその日から楽しみが始まっていますね。
大会前日、土曜日から始まる受付に先立って、午前中に女子だけでいく「ランチライド」を開催しました。「せっかく安曇野まで来たんだから、おいしいお蕎麦を食べに行こう!」ということで、1時間弱足を回しながらお蕎麦屋さんを目指します。さっそく目前に現れた美しいアルプスの景観に癒されつつ、移動でむくんだ脚の老廃物を流す気持ち良いライド。今大会プロデューサーでもあるバイクランチのオーナー、鈴木雷太さんお勧めの古民家お蕎麦屋さんでのんびりとランチをいただきました。参加くださったのは前述の対策イベントに参加してくれたメンバー、「スペシャライズド、春の自転車小旅行」で見事AACR出走権をゲットして関西方面から単独で来てくださった方、そして親子で参加してくれたママでした。このライドが、新しいお友達ができるきっかけとなっていたら幸いです!これからもSPECIALIZEDは女子イベントを継続して女子の盛り上がりの場をつくっていきますね!
さて、翌日26日日曜日は、朝からセンチュリーライド!私は160㎞にエントリーしました。日の出とともに起床して6時に出発する仲間を見送りつつ、おにぎり、カステラ、オレンジジュース、ゆで卵などのエネルギーたっぷりの食事をとってロングライドに備えます。スペシャライズド・ジャパンの社長や社員、私や竹谷さんら契約ライダーは10名以上の集団となって7時20分ごろにスタート。交通の安全上、4名ずつのスタートが基本ですが、チームで参加の場合は、常識の範囲内で融通してもらえるので一緒に走れますよ。
「最初はゆっくりね」と念を押したものの、竹谷さんの「ゆっくり」は速すぎる~。さっそく集団はチリジリになり、レースの様相(笑)。第1エイドで地元特産の信濃銘菓「あずさ」と黒糖の湯多里饅頭、バナナをポケットに補給したところで走力別に班を再編成。私はコンセプトストア神宮前店の女性スタッフUBBYのペースを上げて、6時スタートの仲間に追いつくことを目標に走り始めました。途中からオリンピアンでスペシャライズド営業の安藤さんも合流してくれて、一緒にアシスト。それぞれの体力をうまく共有してペースをキープする集団走行はロードでしかできない楽しみですね。
前を追うとはいえ、センチュリーライドで一番大切なのはエイドでの補給!初心者もベテランも、みなさましっかりと水分や塩分を補給しましょう。AACRでは、地元の方が多くの手作り補給食を用意してくれて、暖かく出迎えてくれます。特に大町温泉温泉郷エイドでは、本当にたくさんの種類のお漬物が用意されていて、ライド中のからだに本当にしみる~。補給食やお水を地元の方が手渡してくれる愛情たっぷりのエイドは、センチュリーライドの醍醐味です!
さて、途中にある各絶景ポイントでは、写真を撮ったりして旅気分もしっかり味わいました。コースには達成感の味わえる登りもあり、しっかりと距離もあり、斜度がきつすぎるでもなく、緩すぎるでもない絶妙な設定。2つの特に大きなピークを越え、白馬のジャンプ場が見えた時は感動!こちらのエイドでは紫米おにぎりと豚汁がいただけました。紫米って、こんなに甘いんですね。このあたりまで来ると、脚が痙攣する人もではじめるのですが、準備されているコールドスプレーやストレッチマットを駆使して、なんとか復路へ!
「もう疲れてきたし、一定ペースで、協調して・・・」なんて考えはぬるすぎるのか、サドルにまたがったらもう子供!アタック合戦!なSPECIALIZED列車なのでした~。ゆっくりと自転車で風景を楽しむセンチュリーライドとは若干イメージが違うけど、気の合う仲間と参加するならこんなのも、アリですよね?これも信号や交通量の少ない安曇野の道だからこそできることかな。帰りの大町エイドでは楽しみにしていた味噌おにぎりをゲット。味噌もむちゃくちゃおいしいんだけど、おにぎりのお米の美味しさに感激!さらに牧場に寄ってソフトクリームを食べつつ、合計8時間ほどで160㎞を完走しました。
あ~脚もお腹もパンパン。アルプスの絵画のような景色も澄んだ空気もたくさんいただきました。素敵な一日を一緒に作り上げていった参加者の皆さん、実行委員会のみなさん、多くのボランティアの方々、本当にありがとうございました!
小田島梨絵