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2015年8月13日木曜日

GWINNING IN WINDHAM


レース会場は、快走を遂げたひとりの選手の話でもちきりでした。彼と、彼のバイクはセオリーを無視したスピードと迫力で駆け抜け、期待を凌駕し、今シーズンにおいてもっとも難易度の高いコースで、後続に3.5秒差もつけて優勝しました。異次元の走りでした。



DHの実況でお馴染みロブ・ワーナーは、世界最高峰のライダーたちが、目視でのライン選択が不可能なほど一面を覆った赤い砂埃の中を、てこずりながら走るのを見届けたら、喉がすっかりカラカラになっていました。ウィンダムはニューヨーク州にあるスキーリゾートで、ここでは2010年8月以来、毎年ワールドカップが開催されています。

「今まで見た中で、一、二を争う走りだと言えるよ」と、アーロン・グウィンがフィニッシュ後に、彼を触ろうと詰め寄る観衆とハイファイブをしている間、ロブはそう締めくくりました。


練習から予選まで終始絶好調だったトロイ・ブロスナンですが、他の選手たちと同様、トロイもこの激しいコースの餌食となり、第一セクターでタイムをロスしました。第二セクターでは巻き返したものの、トップ5には届かず、6位となっています。彼のワールドカップ総合順位は、4位のままです。


トロイは練習時から、いくつかのウエアで走り込んでいたので、スタイルコンテストがあれば優勝は彼のものでしょう。


アーロン・グウィンは、母国で完璧な週末を過ごしました。予選と決勝の両方で、最高ポイントを獲得したのです。

「ここで勝つのは大切というより、とにかく最高にクールなんだ。こんな気分は母国でのレースでしか味わえないよ」


「楽しむと言う意味で、毎年勝ちたいと思えるレースがあるとしたら、それがこのレースだね。とても嬉しいし、気分は最高さ」と、観衆のUSAコールが鳴り止まない中、フィニッシュ直後のグウィンは答えています。

この勝利により、グウィンはワールドカップランキングで堂々たる首位の座に輝いており、ワールドカップも残すところ、ヴァルディソールの一戦のみとなっています。


Specialized Racingのファクトリーチームは、この日最高の活躍を見せました。

「前回と前々回の不調を、ようやく吹き飛ばせたよ!」と、グウィン。


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