母校で、後輩にむけてスピーチをする幸平選手 |
山本幸平が自身の母校である「幕別町立札内東中学校」を訪れ、270名の生徒に向けて講演をし、若い後輩たちと交流しました。
写真のスライドショーを交えて自身の学生生活を振り返った後は、生徒からの質問コーナーへ。幕別町はスポーツに熱心に取り組む自治体で、生徒からもトレーニングやスポーツへの取り組み方についてたくさんの質問がありました。
「世界で活躍するトップアスリートとして、練習で気を付けていることはなんですか?」という質問には、「体調管理。食事からストレッチまで、トータルで自身を管理することが大事です。一番に大切なのが、『心の充電』。気持ちが入っていなければ、怪我もするし、練習だって無駄になってしまいます」と回答。
また、「部活に打ち込んでいるがスランプなんです」という生徒には、「スランプと思うから、スランプ。まわりに身をゆだねて自然体でいることで、きっと切り抜けられるよ!」と励まし、がっちりと握手。この生徒は、東京五輪への出場を目指しているそう。彼が東京の舞台に立つとしたら22歳前後。幸平選手が北京に出場したのも22歳のときでした。もしかしたら、また1人「札内東中」からオリンピアンが生まれるかもしれませんね。
幸平選手、中学時代の写真。北海道MTBシリーズ戦にて |
イベント後、幸平選手は「今回の講演から、生徒たちがポジティブなものを感じてくれたらうれしい。プロアスリートとして、これ以上ない地域貢献だと思います」と話しました。
数年ぶりに故郷で打ち込む冬のトレーニング。目標である世界トップ10入りを目指して調整を行う幸平選手の、さらなる飛躍に期待したいですね。
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