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2010年6月1日火曜日

【レースレポート】クムサンジンセンアジア ツール・ド・熊野 第2ステージ

 
チームクムサンジンセンアジアの福島 晋一選手より
ツール・ド・熊野(5/27~5/30)第2ステージのレースレポートが届きました!

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第2ステージ

天気は快晴、序盤の逃げにユーギホンが乗っていった。
確実に最初の逃げに乗る彼の走りは頼もしい。今日はちぎれてこなければいいが…
カザフスタンチームも序盤は大人しい。
彼らの作戦は大体わかってきた。
いつも後半勝負で序盤は動きたがらない。

さて、差は3分30秒。集団も牽制状態だが差もひらかない。先頭も速くない。
真理が「なんだか変な展開だね」という。
自分もカザフの上位選手をマークしてはしる。
2つ目の峠では集団は10人まで絞られた。
カザフを中心にペースアップ。
そして、その下りでガルファーロがアタック。
その後、集団はカザフ、ブリヂストンアンカーを中心に前を追う。
下りきったところでユーギホンが集団に吸収。
そして、レースは最後の上りに差し掛かった。
ふもとからペースアップ。
カザフのミズロフが平塚(シマノ)、佐野(日本鋪道)を連れて強烈にペースアップ。
それを追うペースが鈍ったので自分が先頭に出て前を追うがなかなか詰まらない。
そのまま下りへ。
自分が先頭で前を追ったが前との差は詰まらない。
登りの途中でガロファーロが吸収されて彼は自分の後ろにいるが前に佐野が行っているので追わない。
このまま行けばリーダーはミズロフになる。
自分と狩野(ブリヂストンアンカー)以外はカザフと日本鋪道という状態。
仕方がないので自分と狩野で前を追うがこのままではリーダーは取れない。
最悪の状況だ。
後ろから集団が追いついて20人ほどになった。
香港チームに前を引かせて後ろに下がる。
最後尾に自分が振り向くとさっと隠れたジャージを着た人がいる。
「アッ見つかっちゃった!」
崇史だ。
そのまま前に上がって、スピードが鈍ったときに強烈にアタックした。
単独で逃げているときに振り向くとかずお(日本鋪道)が一人で追ってきている。
追い付かれてもつき一になられるだけなので追い付かれないように踏む。
もう一度振り向くとかずおの後ろに崇史がいる。
崇史のことだ。かずおの後ろで脚をためて一気に追いついてくるだろう。
案の定、次の瞬間にホイールの後ろにぴったりと張り付いている。
構わずに引く。
最後の2kmをきる。
かずおが先頭交代に協力してくれる。
このまま行けば、リーダーを失うのだから当然だろう。
カザフとマトリックスの選手が追いついてきた。
そのまま、かずお先行で5人ほどの登りのスプリントに入る。
のこり150mほどでスプリントを開始した崇史をさして4位でゴール。
最後の山岳賞からほぼ先頭を引いた事になる。
ミズロフについて行かなかった自分に妙に腹が立った。
本当にイージーミスだ。 総合は3位に上がったが未だに勝ててないのが調子がいいだけに腹立たしくなった。

総合トップのミズロフまで48秒。2位の崇史まで8秒。

明日は最終日、レースを楽しんできます。
 

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