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2010年6月1日火曜日

【レースレポート】クムサンジンセンアジア ツール・ド・熊野 第3ステージ

 
チームクムサンジンセンアジアの福島 晋一選手より
ツール・ド・熊野(5/27~5/30)第3ステージのレースレポートが届きました!

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第3ステージ

捕鯨で有名な太地町の周回コース。
ヤシの木が茂りさながらパリニースの最終ステージのようなコースだ。
自分は熊野を走るのは2回目だがこの土地も美しいところだと思った。
海があって、山があり川の水がきれいなところが釣りが好きな人にはたまらないだろう。
実際、滞在したホテルの周りでも夜釣りしている人がたくさんいた。
マレーシアからのラテュアチームの選手も竿を買って釣りを興じている。
なかなか余裕があるやつらだ。
ホテルの裏はクジラ博物館。
ジーウェンはクジラの肉は食べられないと言う。もともとシーフードを食べない彼だから仕方がない。
イルカの余暇を見るのはなかなか楽しかった。
商売抜きでも彼らはいろいろ遊んでいる。

今日のチームオーダーは「完走しなくてもいいから、登りでペースをあげてサバイバルな展開に持ち込むこと」
出来れば日本鋪道とカザフが総合を争っている間隙を突いて自分が最後の勝負に出ることが目標だった。
さて、レースは最後の逆転を狙ってチームそろってアタックをした。
3周目、バスが登りで攻撃。4周目、ジーウェン、5周目ユーギホンを先頭にペースアップして第2集団を20人ほどに絞ることに成功した。
カザフを3人だけになって最高のチャンス。
しかし、他の日本チームの協力を得られずに残り5周で後ろの集団に追い付かれてしまう。
そこからは日本鋪道がコントロールしたがカザフを苦しめることはできなかった。
残り2周、日本鋪道が攻撃に出ないので、50秒差を逆転するにはもう自分から行かなくてはならない。第1集団との差が詰まったところでアタックしたが日本鋪道の選手が自分をマークして行かせてくれない。
残り1周でもアタックしたが残り3km捕まってしまった。
香港のワンツーフィニッシュでツールド熊野は幕を閉じた。最後は集団スプリントになりワンカンポ選手が優勝。

総合は変動なく自分は総合3位。
ゴール後、総合優勝のミズロフと話をしたが今回は調子が悪かったらしい。
確かに、今日も苦しそうだった。
しかし、調子が悪くてもしっかり勝って帰るところが本当に強い選手だと思う。
今日はチームメイト3人が自分のために動いてくれた。
自信を失いかけていた選手も自分たちが隊列を組んでペースアップして集団を小さくできたことで自信を取り戻して、仕事と言うものが何なのか理解してくれたと思う。
後は仕事をした後さらに残ってまた仕事ができるようになるのが次のステップだ。
今回、優勝できなかったことが心残りではある。
いいレースはできたと思うのでこのままKEEP GOING.
前だけを見てやっていきたい。
 

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