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スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!

公式オンラインストアのURL: specialized-onlinestore.jp  

あわせて新しい公式ブログも同時にオープン。

新公式ブログURL:specialized-onlinestore.jp/contents/blog 

今後はこちらの新しいブログから、最新情報を定期的にお届けいたします。

2013年8月11日日曜日

#BikeAcrosstheUSA:22歳の青年がバイクでアメリカ横断に挑戦

Photo by Hiroki Kobayashi





























いま、ひとりの青年が自転車でアメリカ横断の旅に挑戦している。神奈川県厚木市の大学生、小林広樹さんだ。パートナーは、Secteur Expert Disc。なれない英語。まったく違う空気。そんなアメリカという巨大な国を横断する、自転車だけで行く6000kmの距離。彼のブログ、Across The USAをみると、空港に降り立ち即時にチャレンジにあっているようだ。


小林さんが渡米する数日前、スペシャライズド・ジャパンのオフィスに立ち寄ってくれた。その際、短いが彼がなぜこんな無謀なチャレンジをしているのか、その理由をきいてみた。

12月9日追記:

小林さんの旅を振り返るイベント「BIKE ACROSS THE USA -僕が自転車で6,000KM走ってアメリカを横断した理由-」を12月13日金曜日、神奈川県厚木市のザ・スペシャライズド・ラウンジにて開催します。詳細は以下URLから:

ザ・スペシャライズド・ラウンジ: http://bit.ly/TheSpecializedLounge






― いよいに渡米ですが、楽しみですね。
小林「そうですね。ドキドキしています。」

旅の道のりは?どういうルートを予定しているの?
小林「まずはニューヨーク州のジョン・F・ケネディ空港から米国入りします。その後、2日間ほどニューヨーク州を巡り、ワシントンDC、そしてミズーリ州セントルイスを目指します。最終目的地は、カリフォルニア州サンフランシスコです。アメリカ横断は、主にルート66に沿って走る予定です。アメリカのルーツを感じることができるだろう歴史ある道を自分の脚で走ることで、アメリカのルーツをみたいですし、文化に多く触れたい。
ワシントンDCではスメソニアン博物館に飾られているスタンプジャンパーがみたいです!いま僕は、SBCという自転車店で働かせてもらっていますが、アメリカで触れるだろう自転車文化を、お客様にもシェアできればいいですね。あと、国立公園や、グランドキャニオンなどの世界遺産は可能な限り立ち寄りたい。昨年、自転車で日本1周したのですが、土地ごとに特色ある風景を多くみることができました。アメリカでも、場所ごとに変わる景色を多くみたい。アメリカの雄大な自然を肌で感じて、行く先々で出会うことに感動したいです。」

― 日本一周の時も、国内の素晴らしい風景を多く見れたのでは?
小林「はい。その時も、有名な国立公園を多くみることができました。 ただそれ以上に、地元の人が教えてくれた、全国的にはあまり知られていないけれど、その土地の素晴らしい景色をみれました。日本一周して1年近く経つけど、自転車のうえでみた景色はいまでも覚えています。
アメリカでも地元の方と積極的に交流をもって、いろいろな場所にいってみたい。自分からどんどんアクションをおこして、いける範囲はどこまでも全力でいってみたいです。」




― 車でも大変なのに、自転車?
小林「車だと、旅路が『点』になってしまいます。一瞬で通り過ぎてしまって、見過ごす景色は多いんじゃないでしょうか。自転車での旅は、『線』を描いていけるとおもいます。自転車のペースで旅するからこそ出会う人々や景色を大切にしたいんです。それは、僕が自転車にハマった要因の一つでもあります。自転車での一人旅だからこそ得た体験が多くありました。日本一周の途中で、ねぶた祭りに立ち寄れたのですが、地元の輪の中に溶け込むことができた。一人旅のこと、いままでの旅路でみた風景や出会い。そういったことをねぶたで会ったひとたちに話すことで、交流が芽生えて、家族や友達といく車の旅、内輪の旅では得られない体験ができました。」

― 自転車で行くからこそ、地元の人ともっと仲良くなれる?

小林「 そうかもしれないけど、でも単に自転車でどこかに行く、というだけでは足りないのかもしれません。自分の方から旅のことを伝えたり、立ち寄った土地や出会ったひとのことを話して、そして地元のことを聞く。自発的に交流をもつことで、地元の方と仲良くなっていきました。東日本大震災の被災地では、特にこの取り組みの大切さを実感しました。TVでは伝わってこない、現地の様子を知ることができ、ブログから発信することもできました。旅をして、自分の意思で、その場に立ってなにかを感じることは本当に大事だと思います。
また旅のなかで、そうした感動や体験を得るためには、コミュニケーションが一番のキーポイントだったと思います。積極的に交流をもつこと。今回のアメリカ横断では、支援してくれる企業や、大学を通してそういったことも世界に発信していきたいです。アメリカを自転車で走る旅を通じて体験できること、発信すること、または帰国してからの行動で、誰かに良い影響を与えたり、ナニカのきっかけづくりになったり、また貢献などができればと考えています」

―貢献、というのは?
小林「僕が通う大学の教授にアドバイスをされたのですが、旅先で出会う子供たちに、たとえば折り紙だとか、日本の文化を少しでも紹介できればと考えています。チャンスがあればですが、アメリカの学校でも日本に関するプレゼンテーションしたいので準備を進めています。
あと、自分の母校が来年、地域の過疎化が理由で統廃合されるそうです。そのことで、お世話になった先生と話す機会があったのですが、アメリカ横断から帰ってきたら地元の小中学生に向けて講演をしてくれないか、ということになり、企画が動いています。」

































―  その講演内容は、チャレンジの大事さとか、自発性とか夢についてですか?
小林「アメリカ横断の話を聞いてもらって、チャレンジすることの大切さや、なにかひとつのことに一生懸命になることの大事さを少しでも伝えたい。これからの子供たちに、そういった気持をもってほしいです。僕がただゴールを目指すアメリカ横断なら、それはそれで凄いのかもしれないけど、意味が薄れるのかな。この自転車での旅を通じて、僕にしかできないやりかたで、誰かに良い影響を与えられたら、達成感を感じることができると思います。世界についてだったり、文化だったり、翻って日本のことだったり。できるだけ多くのことに伝えていける、旅にしたいなと思っています。」

― ありがとうございます!!気をつけて!!


礼儀正しく、明朗な、そして率直に夢と目標を語る小林さんとはなしていると、心のそこから彼の旅を応援したくなった。

小林さんのアメリカ横断の旅は、以下ブログでフォローできるので、ぜひ皆さんもチェックしてくださいね:

アメリカ横断の旅ブログ:Across the USA
小林さん日本一周のブログ:小林宏樹の自転車日本一周旅

12月9日追記:

小林さんの旅を振り返るイベント「BIKE ACROSS THE USA -僕が自転車で6,000KM走ってアメリカを横断した理由-」を12月13日金曜日、神奈川県厚木市のザ・スペシャライズド・ラウンジにて開催します。詳細は以下URLから:

ザ・スペシャライズド・ラウンジ: http://bit.ly/TheSpecializedLounge





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