愛三チームからこの大会へ 、福田選手を含め3名の選手が参加しています。しかも、サポートカーとメカニックサポートつきでの出場です。これは何やらMTB発足のニオイがしますね~(未確認ですよ、あくまで)。と、ロードプロをやる気にさせるクロカンレースのだいご味を、福田選手のリポートから感じていただければ幸いです。
(C)Aisan Racing Team
ロード乗りでこの冬にマウンテンバイクに興味を持っている方は一読の価値ありですよ。
「事前編」、「レース本番編」の2回に分けて掲載します。
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1. レース事前のフィッティングリポート
普段はロード選手の自分が、マウンテンバイクレースjシリーズ最終戦白馬さのさかに参戦してきました。
ロードをメインに活動されている方でもMTBに興味があるっていう方もいると思います。
風を切るようなスピード感のあるロードとはまた違うマウンテンバイクの楽しさを色んな方に知ってほしいです。
今回MTBのレースに参加すると決めてから、まずはポジションをある程度出さないといけないと思いマウンテンバイクに乗って軽いダート区間を走りに行きました。
最近は29インチのバイクが主流になっていて見た目が大きくて格好いい!
ハンドルの幅も前と比べたら広くなっていてとてもリラックスしたポジションになります。
マウンテンは下りを早く下れる事も重要なので、普段ロードは少し低くて攻撃的なポジションですがMTBは楽ちんなハンドル位置にしました。
サドルの位置なのですがロードのような後ろ乗りだとMTBレースのきつい勾配の登りを超えていく時に前輪が浮いてしまうので、ロードに比べると前乗りでサドルは少し高めにしました。
そのほうが前輪に体重をかけることができて自転車もコントロールしやすいです。
シューズのクリート位置はロードの位置と同じような場所にしました。
MTBのクリートとペダルは凄く動くのでロードほどシビアではありませんでした。
ロードペダルより合わせるのは簡単です。
レースに出るのであれば最低1、2回は山に行って山道を走れると良いです。
ロード選手は簡単な登りは慣れてしまえばすぐに走れると思いますが、下りが問題です。
ロードでは滑る=落車に直結してしまうことがありますが、MTBは滑ってからも全然コントロールができます。むしろわざと滑らせながら下ったりもします。
「滑る」という感覚のコントロールがロードとは違うので、ダートを走って転ばない程度に遊んでみるといいです。だんだん恐いから楽しいに変わります。
あとは慣れてしまえば自転車を自在にコントロールできる楽しさやMTBの魅力にどんどん気づいていきます。自分も最近マウンテンが楽しくてもっと山に乗りに行きたいと思っています。
ロードでは使わない筋肉も使うのでオフになったら凄く良いオフトレにもなるし。
MTBは遊ぶという感覚で走るのが一番楽しいと思いました。
普段ロードばかり乗っている自分に改めて自転車の楽しさを教えてくれました。
愛三工業レーシングチーム 福田真平
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