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2010年5月11日火曜日

【レースレポート】片山梨絵選手 5/8フランスカップ

 
チーム・スペシャライズド 片山梨絵選手より、
フランスカップのレースレポートが届きました!

梨絵ちゃんのレースレポートを読んで、泥んこで膝と脛がヒリヒリ気分になっているDolceでした~♪

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SPECIALIZED 片山梨絵 レースレポート

レース名 : Coupe de France VTT Subaru #2
日時 : 2010年5月8日 14:45~
場所 : Pernes les Fointaines (フランス)
結果 : Women Elite 7位

1 Cécile RAVANEL      1:47:14
2 Julie BRESSET       1:50:42
3 Sabrina ENAUX       1:54:06
4 Laura METZLER      1:55:26
5 Caroline MANI        1:56:11
6 Fanny BOURDON     1:57:02
7 Rie KATAYAMA       1:57:42

初めて参加するフランスカップ。
UCIクラス1のレースでポイント配分が高い。
もちろんその分参加人数が多くレベルの高い大会だ。
金曜日夕方のチームリレーから始まり、土日の二日間に渡ってマスター、オープン、女子ジュニア、エリート、
男子のカデット、ジュニア、U23、エリートなどなど、朝から夕方までずっとレースをしている。
特に男子のジュニアは200名ほどのエントリーだったらしく、ワールドカップさながらの迫力あるスタートだった。
スタートの位置取りや混乱も「それでこそMTBレース」とばかりに若いころから当たり前のように経験しているのだ。
1周8キロのコースはほとんどがシングルトラックで登りも下りもテクニカル。
そんなコースを小学生くらいの女の子が上手にクリアーしている様子には驚かされた。

レース当日は朝から大雨で、午前中のレースを見ると見事な泥パックぶり。
大袈裟ではなくジャージが何色かも本当に分からない。
体が冷えないようにお腹、オシリ、膝にスポーツバルムのウルトラバルムを塗りこみ、
腰にはニューハレのVテープを貼ってからホテルを出発した(これは腰の血流を良くするので体が冷えにくい)。
タイヤは迷わずS-Worksストームをチョイスした。
また雨の日はお腹が空きやすいのでスタート3~4時間前にパスタ
(オリーブオイルを絡めただけのもの。最初はびっくりしたけど、ランチボックスに詰めておいて冷めても意外と美味しい!)
をしっかり食べて、パワージェルもいつもより多めにポケットに入れる。

予定を15分遅れてレースがスタート。
芝地のコーナーでタイヤのグリップがかなり良く、みんなほど減速しなくても安定して曲がれる。
ブレーキが少ないということは、加速に使う力もあまりいらないので、スルスルと先頭に出られた。
体も軽く、そのまま最初のシングルトラックをトップで下る。
今日のウォーミングアップの流れは良く覚えておこう。
テクニカルな登りに入る前の林道で3番手くらいに後退。
そのまま登りに入ると、前の2人はパワフルにぐんぐん登って行った。
素直に「すごい!」と思った。
私はバランスを崩して脚をついてしまい、何人かに抜かされる。
ここで死ぬ気で良いポジションをとっておくべきだったのだが、路面抵抗の大きい泥の路面では加速が鈍い。
下りの渋滞にはまってしまい、自分は乗れるところでも、前走者に従ってバイクを押すしかない。
押して歩くには斜度がキツすぎるのでオシリで滑っちゃえ!と思ったら、なぜが膝立ちで滑ってしまった。
膝と脛がヒリヒリして痛い。。。がそれどころではなく、必死になって前に進んでいたら、チェーンがインナー側に落ちている。
引っ張り出すのに結構時間がかかってしまい、5人くらいに抜かされた。
ここのコースはシングルトラック占有率が非常に高く、下りでは「もっとブレーキしない方が楽に下れるのに…」と
前が詰まるたびにイライラしてしまうが、冷静に休んで次のダブルトラックに備えるしかない。

2周目はなかなか良い手ごたえを感じて走ることができた。
力の入り具合も悪くないし、何といっても下りが楽しい。
下りをメイクしたときに観客が沸くとかなり快感。
今までの自分なら無理だと思っていたテクニカルな登りでも、とにかく出来ると信じて強く踏んでいくと意外に登れたりする。
苦しいながらもレースを楽しんでいる自分がいた。
そこうしていると、前に3~4人のパックが見えてきた。
これに追い付くぞ!

3周目に入るとき、そのパックが確実に近付いているのを確認した。
「よーし!」と気合を入れたら、なぜかサドルが上を向いた!
マッドレースが2週間続いたので、シートポストに泥が入り込んでいたのか?
ラスト1周とはいえ、30分以上かかる。腰もオシリも痛いイタイ。
ただ、レース後半で疲れているのに、これだけダンシングができるものなのか!というのは嬉しい発見だった。
結局前のパックは離れてしまい、そのままの順位でゴール。

7位という成績は狙いより低いが、なぜだかとても楽しいレースだった。
成績を出すのは一筋縄にはいかない。が、とにかく、自分の力を信じて、自分に勝つ走りを追い求めるのみなのだ。

使用機材

バイク : SPECIALIZED S-Works Era
タイヤ : SPECIALIZED S-WORKS F:ストーム2.0 R:ストーム1.8
ペダル : ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル : Sports Balm イエロー2、Ultra Balm
アイウエア : SPECIALIZED ARC TERRA SMALL
アイウエア調整 : メガネナカジマ
ニュートリション : パワージェル
データ : POLAR RS800CX BIKE
レースウエアー : WAVE-ONE
コンディショニング : 日本カイロプラクティックセンター大船
テーピング : New-HALE
メカニックサポート : 轍屋自転車店
















S-Works Era Carbon  ¥800,000
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