【レースレポート】クムサンジンセンアジア ツール・ド・コリア 第７ステージ

　
チームクムサンジンセンアジアの福島 晋一選手より
ツール・ド・コリア（4/22～5/2）第７ステージのレースレポートが届きました！

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【第7ステージ】
　
昨日の日記に「波乱の展開にならないかなぁ」と書いたが、
全く波乱の展開の犠牲なってしまった。

朝から気温は低く、会場まで向かう息は白い。
会場で準備している間も寒空だが、雨は降っていなかった。
だから、直前にレッグヲーマーも外してスタート。
しかし、スタートしてから雨が降り出し本降りに、
とたんに息が苦しくなり、体が硬直してきた。
気温は３度。

そこからの１００kmは、とにかく遅れないように必死で走ったが、
指が凍えて補給食もまともに摂れず、目の前がひらつきはじめ残り３０kmで遅れてしまい。
２０分遅れで凍えながら完走した。
ゴール時はミゾレが降っていた。
チームメイトも凍えて、暖房全開の車の中で震えている。

２０人の先頭集団にユーギホンのみ残り、残りは９分遅れの集団にヒョンミンとヨンウが残った。
ステージ優勝は韓国の選手。
総合リーダーも団体総合も、香港からジェリーベリーの選手にわたった。
個人総合も団体総合も遅れてしまい。
この２日間は試練の二日になってしまった。

ソウルシティーのゴンも、今日は９分遅れ。
しかし、ジェリーベリーのリーダーは登りが苦手なようなのでまだ、波乱はありそうだ。

アヌアは寒さに耐えきれずにリタイヤ。
これからは５人で戦う事になる。
第８，９ステージとハードなコースが続く。

まだ、チャンスはある。
負けっぱなしでは終わりたくない。