【レースレポート】クムサンジンセンアジア ツール・ド・コリア 第６ステージ

　
チームクムサンジンセンアジアの福島 晋一選手より
ツール・ド・コリア（4/22～5/2）第６ステージのレースレポートが届きました！

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第6ステージ　失敗

今日のコースは短くなったが、総合で重要なステージとなった。
昨日レースの後からさんざん雨が降ったが、朝は上がっていた。
いや、今回はついてると思ったが、ホテルを出る時にはまた大雨。
変更になったスタート地点に着いた時はふっていたが、また晴れた。
自分は天気に一喜一憂するのは嫌なので、晴れても降っても、
準備はすれど、惑わされないようにしている。
雨が降っていれば濡れるだけだ。
憂鬱になっている時間が憂鬱なのだ。

さて、レースは50kmと短いが、今日は思ったよりもあたくが少ない。
しかし、今日唯一の山岳ポイントで集団はバラけた。
その後、4人が飛び出して、集団の前をギリギリ逃げ切った。
クムサンとしては、前に選手を送れなかったのでアタックして追撃に乗ろうとしたが、追い付かずにゴール。
アヌアが登りで遅れていたのでスプリントではすることがないと思っていたが
ゴール後、総合2位のユーギホンが遅れていたことを知った。
アヌアがいないことは確認していたが、山を得意とする彼が遅れていたとはつゆ知らず。
ゴール後、ユーギホンに聞くと山岳賞直前で、我慢出来ずに小便をしていたら遅れてしまったというのだ。
選手も知っていながら、自分に言わなかったし、気付かなかった自分にも腹が立った。

4人の中からゴンが飛び出して、独走でステージ優勝。
見事にやられてしまった。
いままでユーギホンが2位につけていたのに、完全に逆転してゴンが総合2位。
香港を責めながら、山岳を得意とするゴンからリードを奪わなくてはならない。
なかなかの難題だ。